印南町議会 > 2012-02-24 >
06月12日-03号

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  1. 印南町議会 2012-02-24
    06月12日-03号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-08
    平成24年  6月 定例会(会議の経過) △開議 9時00分 ○議長 ただいまの出席議員は11名であります。定足数に達しています。 これより平成24年第2回印南町議会定例会第3日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第119条の規定により、本日の会議録署名議員は、         5番 井上孝夫君         6番 玉置克彦君を指名いたします。 日程第2、一般質問を行います。 順次発言を許します。 それでは、-9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) おはようございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、一般質問を行います。よろしくお願いいたします。 早速ですが、5月の連休明けに総務産建常任委員会で、防災について所管事務調査を行い、担当職員さんから説明をお聞きいたしました。そのとき、聞き漏らした点がありましたので、もう一度一般質問という形でお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 私の質問は、今回、庁舎移転及び防災についてであります。 1点目として、自主防災活動自主防災連絡協議会自主防災会に対する具体的な町の方針についてお聞きいたします。 2点目、備蓄食料について、町の方針についてお伺いいたします。 3点目、ワークショップ避難訓練について、具体的な取り組みについてお聞きいたします。 4番目、アークライトの購入は1基だけだと説明がありましたが、今後の利活用や購入計画についてお聞きいたします。 5点目、各種事業について町の基本的な考えが決定していないようであり、自主防災組織で取り組むべきことは明確にされていないように思います。行政の行動が遅いのではないかと思います。 6番目、避難道路整備について地元と協議し、ワークショップを中心に選定したいということであったが、早急に対応する必要があるものと考えますが、現時点での対応では遅過ぎると思いますが、予算の確保はできるのでしょうか。 7番目、庁舎移転は重要課題であるが、基本方針が決定していない。検討委員会の設置は早急に対応すると宣言していたが、6月議会に合わせるように最近まで開催していなかったのは、対応が遅過ぎるのではないか。 8点目、庁舎移転の意見集約については、検討委員会での協議の後、パブリックコメントの実施を予定していると説明がありましたが、どちらを町の意思として取り扱うのか。 9点目、庁舎移転について、平成26年度新庁舎建設は計画の一つの案として総務産建委員会で示されましたが、予算面ではどのように考えているのですか。 10点目、現庁舎の機能維持について、考えはどのようにお考えでしょうか。 11点目、あけぼの交流センター庁舎代替施設として話されていましたが、建設課、住民福祉課と最近まで協議されていなかったのはどうしてでしょうか。 12点目、緊急時の場合、トップとしての町長の指示についてお伺いしたいと思います。 以上、1回目の質問を終わります。再質問については自席で行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長 ただいまの質問に対し、執行部の答弁を求めます。 -総務課長-総務課長 まず、1点目ですけれども、自主防災活動について。自主防災連絡協議会自主防災会に対する具体的な町の方針についてということでございます。 自主防災連絡協議会の設立の目的ですけれども、これは住民の自主的な防災活動を円滑に推進するため、町内各地区の自主防災会の相互交流及び情報交換を図るとともに、町及びその他関係機関と協働して、地震その他災害による被害の防止及び軽減を図ることを目的としてございます。 また、自主防災会につきましては、自分たちの地域は自分たちで守るという自覚、連帯感に基づき、災害による被害を予防し軽減をするための活動を行うため結成する組織でございます。 また、防災活動だけを行うのではなく、地域のコミュニティーとして地域活動と組み合わせたり、消防団やさまざまな団体と連携することが重要であると考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。ただいま、お答えいただきましてありがとうございます。 ちょっと、1点、自主防災会連絡協議会に課題の解決を丸投げすることは無責任かと思います。そして、町が基本方針を示すことが重要と考えますが、災害の形は、津波、水害、土砂災害など地域によって違いがあると思いますが、それぞれの災害、それぞれの地域、防災会に対する町の考えの説明をお願いしたいと思います。 ○議長 -総務課長-総務課長 自主防災会へ丸投げするのは、よくないのではないかということでございます。これは、自主防災会におかれましては、災害が発生したときには、行政としてはすぐに現場へ駆けつけてということは困難であります。そういうときのために、自主防災会、また自主防災連絡協議会におかれまして自助・共助ということを重要に活動をしていただきたいと思います。 また、行政としましては、それの整備、インフラの整備ということでありまして、避難路整備とか、洪水なんかにおかれましては、護岸の整備であったりとか、そういうところをしていくという公助の立場的なところからしていきたいと思います。 また、地域、地域の活動によっても違うと思います。議員おっしゃられたように、沿岸地域におきましては、地震、津波という災害がございます。それに合ったような避難であったり防災活動が必要になってきますし、中山間、山間地域におきましては、河川のはんらんであったり、土砂災害であったりということも考えられます。そうしたことを、今後、今後といいますかことしからですけれども、自主防災会でおのおのの災害に向けた取り組みを実施していただきたいということで、会議を開催していく予定にしてございます。 以上です。 ◆9番(藤薮) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 2点目といたしまして、備蓄食料について町の方針についてということでございます。 食料の備蓄につきましては、1人3日程度の量を町が準備していくものであると考えてございます。備蓄方法につきましては、昨年度より言われております町民1人1袋の避難袋を町民の管理のもと備蓄していくのか、1世帯1袋の避難袋を町民の管理のもと備蓄していただき、残りの分を他の方法で備蓄していくのか、すべてを現在使用されていない公共施設や地域の集会所などで備蓄していくのか、さきの連絡協議会、役員会で総会の議案として提案することを決定していただきましたので、6月に予定しています自主防災会連絡協議会総会におきまして提案させていただき、それぞれの地域に持ち帰っていただき、各自主防災会の意見を参考に決定していきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。今、説明いただきまして、6月の総会で決めるという話だったんですけれども、町長自身が議員当時に予算修正を行い、持論を展開したんやけれども、今回、委員会では具体的な説明はなく、自主防災の要望を聞いた上で判断するということだったんですが、いつ町民にそれを配るという計画があるんでしょうか。1人1個にするのか。 まだ、あるんですわ。 そして、3月の会議録を読み返していきますと、稲原だったら西保育所の跡へ備蓄倉庫ということで、そういう考えもできるというようなことを書かれていたんですけれども、3日分の食料を確保するとなればかなり大きな倉庫も必要になるかと思います。そして、費用もかかってくると思うんですけれども、財源は確保できるんでしょうか。稲原西保育園なんかも耐震ができていないので、もし万が一つぶれたときにはそこへ入れておいても対応できるんかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長 -総務課長-総務課長 1世帯1袋、いつごろ配るのかということですけれども、これにつきましては今も申し上げましたように、どのような方法で備蓄していくかということを6月の自主防災会連絡協議会において諮りますので、だから、備蓄の仕方というのを、その意見を伺って決定していきたいと考えてございます。 そして、また稲原西も一つの備蓄場所として考えられるということであったと思うんですけれども、これにつきましても、その備蓄する部分だけの補強ということも考えられますので、そういう考え方も視野に入れて、今後、検討していきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。先ほども、ちょっと聞かせていただいたんですけれども、町長が議員の当時に持論をもって否決された、1軒に1袋という話になったと思うんですけれども、今聞きますと1軒に1袋にするのか、また1人1個なのかと、まだはっきりしていないようなんですけれども、これ町長としてどちらをお考えでしょうか。 ○議長 -町長-
    ◎町長 ただいま、藤薮議員の質問でございますが、私も当時議員でありまして、今いきさつになったことは十分承知いたしております。ただ、23年度の予算でございました。その中で、私がここの町長に就任させていただいたのは2月24日からでございまして、その間にそれを執行するということは実際問題として不可能でございました。それで、改めて24年度は仕切り直すということで、こういった方法を皆さんの本当に自分たちの地域に合った方法、例えば1人に1袋欲しいんだという地域についてはそれでいいと思いますし、1軒に1袋という地域があればそれもいいと思うし、1カ所にまとめておくんだという、それぞれ地域によってそれは変わってくるんではないかなと、そういうふうに考えております。ですから、それぞれの地域に合った備蓄の方法というのを、先ほども課長から申し上げましたように、そういった方法で取り組んでいきたい、そういうふうに考えております。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。今、お答えいただいたんですけれども、当時はあれですよね、1軒1袋ということで町長は話されて、否決されたと思うんですよ。それが、立場変わったら、今度は場合、場合によって変わってくるというのはどうかなと思うんですけれどもね。ちょっと、立場が変わったんで無責任じゃないんかなと思うんです。1個と決めたら1個でやればいいんじゃないかと思いますし、本当に1個で済むのか、さっきも話をさせていただいたんですけれども、備蓄倉庫は各所には建たないって3月議会では話されています。ある公共施設を利用しながらというようなことも考えに入れているって書いていたんですけれども。そうしますと、1軒に1個だったら、あとの3日分、もし3日分用意しとかないと足らないですよね。そうなった場合に、町長が本当に1個だけ、1軒に1個を配るんやというんだったら、それでもいいんですけれども、あと、その備蓄倉庫なり何なりをきっちりしとかんと、食料足らんということになったときには、それは町の責任になるんじゃないかと思いますけれども、その点についてはどうでしょうか。 ○議長 -町長- ◎町長 当時の話でありまして、そのときには1軒に1袋ということであったと思います。現在、今のここに、先ほど課長から話があったことにつきましては、3日分の食料を確保していくと、そういうことでございます。そういったことから、最初は、1袋は1軒に持っておっても、どこかへ避難すると。そういった場所にあとの残りの分はそこへ置いておく、そういった考え方、あるいはもう何も1軒に1つも置かんよと。全部避難した場所にそれが用意されている、そういったいろいろ方法もありますので、改めて、前回のときは、たしか備蓄倉庫2,000万円ほどかかるというふうな話もあったかと思うんですけれども、そういった大きいお金をかけて備蓄倉庫をつくるというんではなくて、それぞれ自主防災会も多く、48ですかね、つくられております。そういった中で、例えばそれが集会所の片隅であるか、あるいは個人の家の倉庫の片隅であるか、それはそれぞれの地区で十分検討していただいた中で最善の方法で備蓄していただきたい、そういうふうに考えております。そういったことも、自主防災の会議の中で十分それぞれの地域で検討していただけたら一番効果が上がるんではないかな、そういうふうに考えております。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。すみません、何回も。今、お答えいただいたんですけれども、自分の中で整理がつきませんので、9月議会にもう一度今議会の議事録を読み返して再度質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 それでは、3点目のワークショップ避難訓練について、具体的な取り組みについてということでございます。 6月に開催されます自主防災連絡協議会総会におきまして、平成24年度事業計画で自主防災会にお示しすることになりますが、ワークショップの進行を和歌山大学と関西大学の先生に依頼しておりまして、5月17日、日程等につきまして打ち合わせを行ってまいりました。印南湾にかかる地域と、切目湾にかかる地域に分けまして、各自主防災会から数名参加していただき、1回目を8月上旬に実施し、3回程度で計画案を作成し、11月上旬の和歌山県の津波防災の日前後の日曜日に、作成した避難計画避難訓練において実証し、後日、計画案がよかったかどうかということを検証する予定としてございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。先日の町長の所信を読ませていただきますと、5月の連休明けに、総務課、建設課、秘書政策室の担当者と町長とで沿岸地域の現状を確認したとありましたが、この前の話ではワークショップをしてから優先順位を決めるということだったと思うんですけれども、どうなんでしょうか。今、ワークショップすると言うたんですけれども、所信表明を読んでいるんとちょっと中身が違うように思うんです。僕の認識違いでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 今回、沿岸を歩かせていただいたのは、以前、平成16年の津波避難計画を作成したときからの避難路として指定してありました道路の確認であったりとか、3月31日に発表されました津波高ということを想定しまして、今、16年のとき決められてあった場所であったり、避難路が適切かどうかということを、まずワークショップをする前に下見をしに行かせていただいたというところでございます。 以上です。 ◆9番(藤薮) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 4点目のです、アークライトの購入は1基だけと説明がありましたが、今後の利活用や購入計画についてということでございます。 アークライトの購入につきましては、今回の第1回予算補正で計上させていただいておりますが、平成24年度コミュニティー助成事業を活用いたしまして購入するものであります。今年度は1基を予定してございますが、これは、夜間の消防や防災活動に利用していきたいと考えてございます。また、ふやすことが必要であれば、有利な事業を活用して増設していきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。ただいま課長から、またふやすようなこともという話だったんですけれども、これ消防に使えるということなんですけれども、夜間の消防といいますと山火事とかもあると思うんですけれども。本当に、これ1基だけじゃなくてもっとたくさん購入すればいいんだと思うんですよ。それで、これ消防なんですけれども、この前、アークライトの説明書、カタログを見ますと、何m先まで電気が届くとかという説明は出てなかったんですけれども、これ、持ち運び多分するんだと思うんですけれども。車へ積んで持って行かれるんだと思うんですけれども、どれぐらいの距離が、電気、照らすことができるんでしょうか。そして、ほかに使うことは考えていますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 光の届く距離というのを正確に把握していないんですけれども、たしか1km、2kmというところというふうに聞いたと思います。そして、ほかに使い方といいますと、もう一点、そのレンズの前にもう1枚つけ加えることによって、広く明るくというんですか、付近、周りを広く明るくすることもできるということでありますので、いろんな活動には使えると考えてございます。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。このライトについてはどうなんでしょうか。総務で持たれるんでしょうか。それとも、課はどの課で持って、管理はどのようにしていくんか。それで、発電機と一体だと思うんですけれども、修理等もございますんで、月1回のその整備とかいうことも考えられると思うんですけれども、昼間だったらなかなかつけてもわかりにくい。夜間の訓練とかも考えているんでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 これは、総務課において管理していきます。そして、点検等につきましても、今、ただいまの総務課であります消防指令車であったりとか、発電機等について定期的に点検しております。それと同時に、同じように定期的に点検していきたいと考えております。 ◆9番(藤薮) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 続きまして、5点目ですけれども、各種事業について、町の基本的な考え方が決定していないようであり、自主防災組織で取り組むべきことは明確にされていないように思います。行政の行動が遅いのではないかということでございます。 これにつきまして、町長の行政報告にもありましたが、町内の自主防災組織もことしの5月末をもって印南町33区、全地域で設立していただき、平成24年度から具体的な活動を展開していくものであります、と報告させていただきました。新体制での自主防災会連絡協議会役員会で、平成24年度の事業計画案を決定していただき、6月に開催予定の自主防災会連絡協議会総会に諮り、事業を実施していきたいと考えてございます。 それで、自主防災会の取り組みについてでございますけれども、沿岸地域の、今年度の計画ですけれども、沿岸地域自主防災会は、先ほども申しましたが、津波避難ワークショップを開催し、避難計画を策定し、それに基づき避難訓練を実施していきます。中山間、山間地域の自主防災会につきましては、各自主防災会ごとに地域の危険箇所の確認及び対策検討を実施していただきたいと考えてございます。 また、すべての自主防災会につきましては、昨年度、平成23年度をもちまして、防災行政無線デジタル化が完成したことによりまして、アンサーバック機能つきの無線子局が町内31カ所にございます。それの通信訓練を、随時実施していきたいと考えてございます。 また、要援護者名簿の更新などについても実施予定に考えております。 また、連絡協議会では、防災講演会を実施する予定としてございます。 以上です。 ◆9番(藤薮) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 次、6点目でございますけれども、避難道路整備については、地元と協議し、ワークショップを中心にしたいとのことでありましたが、早急に対応する必要があるものと考えますが、現時点の対応は遅過ぎると思いますが、予算の確保はできていますかということでございます。 玉置議員への答弁でも述べさせていただきましたが、東南海・南海地震による津波が発生した場合でございますけれども、沿岸部を中心に津波浸水予想地域の住民の方は、いち早く高台に、高いところに避難しなければなりません。平成16年度策定の印南町津波避難計画や今後実施予定のワークショップなどで新たに設定された避難路につきましては、平成22年3月策定の印南町地域防災計画に基づきまして、災害時に安全な避難ができるよう整備していきたいと考えてございます。 また、予算につきましては、今議会に避難路整備測量設計委託料880万円を計上させていただいております。これは、緊急防災・減災事業で実施する予定でございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。印南を例にとりますと、浜西地区と東地区で、浜西地区は上野山とか要害山のほうへ逃げるというようなことも考えられるんかと思うんですけれども、東に至っては避難タワーぐらいしか高いところはないんかなと思うんですよ。そうしますと、避難路としても走って逃げるような避難道路をつくるのか、それとも車ででも逃げられるような避難道路を考えているのかということもありますし、町長が、前に安全とまでいかなくても安心な避難路というようなことを話されていたように思うんですけれども、安全でないと安心はできないんじゃないんかなと思うんですけれども、その点、どうでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 今の浜西、浜東地区についてでございます。議員おっしゃられますように、浜西地区におきましては、すぐ裏側が高台がございます。浜東地区については、やはり少し距離的なものがあります。そして、そういうこともありますので、印南橋ですか、そこの橋を、今回、落橋防止というんですか、地震により橋が落ちないような対策ということを講じていくように考えてございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。橋の落橋ということは整備していかれるんだと思うんですけれども、橋だけじゃなしに家建ち込んでますんで、町長も見て回られてわかっていると思うんですけれども、火災で通れんようなところもたくさんあると思うんです。その部分に対してはどのようなことをされていくお考えでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 印南地区には、議員おっしゃられますように、狭い路地というのがたくさんございます。これにつきましては、すぐにその道を広くするとか、そういうことはすぐにはできないということでございますが、ブロック塀とかそういうのを倒れないような対策というのを、これも県単事業でございますけれども、そういう事業を活用いたしまして、避難路が倒壊というんですか、倒れたものによってふさがれないような対策というのを講じていきたいと考えてございます。 以上です。 ◆9番(藤薮) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 それでは、庁舎移転について、重要課題である基本方針について決定していない、検討委員会の設置は早急に対応すると宣言していたが、最近まで開催されていないで対応が遅過ぎるのではないかというご質問についてでございます。 平成23年4月に策定しております印南町新庁舎建設基本計画において、基本コンセプト基本方針等を策定しているところでございますが、今後、庁舎建設検討委員会において、建設位置、規模とともに基本方針についても検討、提言していただきたいと考えており、粛々と進めているところでございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。きのう、玉置議員の質問でもお聞きしたんですが、17名の委員さんは各種団体の代表者ですよね。それで、人選に時間がかかったというような話、副課長から話をされていたように思うんですけれども。団体の代表者の方が主なんですが、それで時間がかかったというのはちょっとおかしいんじゃないかなと思うんですけれども。これ、5月の末やったと思うんですけれども、それじゃなしに、もっと早い時期、4月の末にでもできたんじゃないんかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 議員ご指摘のことは当然のことだと思いますが、今後につきましてスピーディーに対応していきたいと、このように考えております。よろしくお願いします。 ○議長 いいですか。 ◆9番(藤薮) はい、結構です。 ○議長 次。 -総務課副課長- ◎総務課副課長 続きまして、8番目の庁舎移転等の意見集約については、検討委員会での協議の後、パブリックコメントの実施を予定していると説明がありましたが、どちらを町の意見として取り扱うのかというご質問についてでございます。 庁舎建設検討委員会においては、建設位置、規模等、庁舎建設計画に係る総合的な事項についてご検討をいただき、町長に提言していただくことになっておりますので、このパブリックコメントの実施につきましても検討委員会で協議、検討していただきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。先日の町長の行政報告、読ませていただきました。すると、庁舎移転計画については5月31日に印南町役場庁舎検討委員会を立ち上げ、第1回委員会を開催したところであります。委員会では、今までの経緯を説明し、高台への移転の必要性を述べさせていただきました。今後、この委員会で十分検討を重ねていきながら、場所、規模等を決定し、早急に移転を計画したいと考えますと言われていましたが、このことは、さきの3月の議会で町長は町議会の3分の2の特別議決を要するんだと言われていましたが、今回、場所、規模等を決定し、早急に移転を計画したいということになっていますが、このことについては、今回この中で3分の2の議決は要らないんでしょうか。もし、それ要らないってなるんだったら、我々議員というのは町民から選ばれてきているんですけれども、この検討委員会の方々が決めれば、そこでする必要はないんでしょうかね。 それと、パブリックコメントも委員会で考えながらって、相談しながらということだったんですけれども、そこまでするんだったら、もう住民投票か何かするのも一考かなと思うんですよ。鳥取市なんかは、庁舎の移転については住民投票もされていますんで、方法は幾らでもあると思うんです。3分の2の議決が必要やというのを、前回3月はこだわられておったように思うんです。特別議決をいただいていないんで凍結したいんやという話だったんですけれども、今回この話を聞きますと、早急に移転を計画したいということで、初めともう話が変わってきているんですよね。これは、どうしてでしょうかね。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 今の議員のご質問についてでありますが、パブリックコメントを実施する、実施しないというのは、今後、その庁舎建設検討委員会の中でお諮りいただくんですが、それを受けて、また議会のほうに建設についての提案をさせていただくことになると思いますんで、そのときには議員の皆さんの3分の2の議決ということが必要になってくるかと思います。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) ただいま副課長からお答えいただきましたけれども、町長、どうでしょうか。ご自分は、3月の時に3分の2の特別議決を得てないんだという話を数回にわたり聞きまして、も、結構やというような返事をされていた議員さんもおられたんですけれども。今回、3分の2という言葉が全く出ていない。それで、計画を考えていますと、早急に移転を考えていますということなんですけれども、今のその副課長の話だったら、後から聞きますよって、3分の2のあれが必要ですよって言われているんですけれども、これ順番おかしいん違いますか。やっぱり、議会を通して、それからでないと、今の答えだったら後から議会はついてこいよというようなとらえ方、僕はするんですけれども、僕の間違いでしょうか。 ○議長 -町長- ◎町長 3分の2の議決は絶対必要であります。でなければ、法的に庁舎を移転することはできないと思います。 庁舎検討委員会におきまして、建設の位置、規模、庁舎の建設の計画に係る総合的な事項について協議をしていただきます。そういった中で、議会の3分の2以上の議決がもらえる、そういった内容であるべきであると、私は、そのように考えております。そういった検討していただいた内容を議会に上げさせていただく。それは、もう当然のことであると思います。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) そうしますと、前の否決した、否決というんか、凍結したときとそんな大差はないんじゃないですか。委員会を立ち上げてするまでの必要性はあるんですか。今の話を聞くと、委員会で決まったことを議会でまた話しするっていんではなしに、我々住民の代表なんで、そこである程度決まって、こういうことやって、それを検討委員会で話しするっていんだったらいいけれども、検討委員会で話したやつを議会で、検討委員会で決まってんから、あんたらもう決まったことやさかというような流れにならないんですかね。どうでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 今のご質問でございますけれども、検討委員会というのと、また議会というのと、また別個に考えていただけたらと思うんですけれども。検討委員会では、町長が前に言っていましたように、住民皆さんにお知らせして、皆さんの意見はどういう意見がいいかというのを皆さんにお伺いを立てまして、それで提案を、その検討委員会から町長に提案をしてもらうということです。こういうのはいかがですかという提案をしていただき、それをもって議会にお諮りしていくということです。その場、そこで議会で議決されれば移転される。されなければ、また別の方法を考えるという、そういうふうな運びになると思います。 以上です。 ◆9番(藤薮) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 続きまして、庁舎移転計画について、平成26年度新庁舎建設は計画の一つの案として、総務産建委員会で示されていましたが、予算面ではどのように考えているかというご質問についてであります。 現在、建設位置、規模等を庁舎建設検討委員会において検討をいただいているところであり、事業費等については流動的であると考えております。財源といたしましては、緊急防災・減災事業債及び公共施設等整備基金を予定しているところでございます。有利な起債である緊急防災・減災事業債及び公共施設等整備基金等を財源として活用するとともに、今後出されるであろう、国・県の施策の動向等を注視しながら、少しでも一般財源の持ち出しを縮減できるよう対応してまいりたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。3月議会でも、井上議員から話があったんですけれども、庁舎はこのままやりますよと。それで、道路、道路整備、避難道の整備とかいうことは、また、私は、これやりますよって。二方向でものを考えたら、そういうまどろっこしいことをせんでもいけたんじゃないんかと思うんですよ。庁舎は庁舎で、今の検討委員会で場所等も話されていると思うんですけれども、何か聞いていますと、一たん凍結したから、後からまた予算つければええんやと、何か形で取りつければええんやというようなとらえ方、僕は、するんですけれども、今の副課長からの説明あったことは、国への要望として、もう出されているんでしょうか。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 はい。平成24年度の緊急防災・減災事業債の申し込みにつきましても、避難道路の整備、橋梁の耐震化と同時に庁舎の移転の、庁舎の事業につきましても申請をしているところでございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。ただいまのお答えですけれども、そうすると予算はついているんでしょうか。できているんですか。予算面はできているんでしょうか。その計画があるんだったら、予算面はできているんですか。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 現在のところ、予算がついているか、ついていないかというのは、まだついてはございません。申請をしている段階でございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。そうしますと、今年度、予算申請どのぐらいしているんでしょうか。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 現在、その24年度の申請としましては、避難路及び橋梁の点検等につきまして、3億6,100万円の予算を、起債のほうを申請しているところでございます。 以上です。 ◆9番(藤薮) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 続きまして、10番目の現庁舎の機能維持についての考え方についてでございます。 庁舎移転までに、基幹系システムのクラウド化またはアウトソーシングを実施して、重要なシステム、情報の保持に努めるとともに、強固な情報システム基盤を構築してまいりたいと、このように考えてございます。 また、庁舎の施設につきましては、必要最小限の維持修繕で対応してまいりたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。必要最小限の機能の維持を、保てるようなということなんですけれども、今話されたことで必要な機能は維持できるとお考えでしょうか。多分、想定以上のことが起こると思われますが、今のお話しされたことだけで十分機能は維持できるんでしょうか。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 役場の中にはいろいろ重要な情報がございますので、早急にそのクラウド化なりアウトソーシングをしながら、住民に支障のないように対応してまいりたいと、このように考えております。庁舎のその施設につきましても、先ほど申しましたように、維持修繕をしながら、新庁舎建設までの間につきましては、予算を最小限にということで、維持修繕に努めてまいりたいと、このように考えております。 以上です。 ◆9番(藤薮) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 次、11点目でございます。あけぼの交流センターを庁舎代替地として話されていましたが、建設課、住民福祉課と協議されていないのはなぜかということでございます。 地震、津波等で役場庁舎が災害対策本部としての機能が発揮しない場合は、あけぼの交流センターを災害対策本部として使用することにつきましては、上道住宅建てかえ計画協議におきまして、協議もしてございますし、昨年の職員による災害時の図上訓練おいて、あけぼの交流センターを災害対策本部と想定し訓練を実施してございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。そもそも、このあけぼの交流センターを庁舎の代替施設と考えたのは、どういったことからしたんでしょうか。このあけぼの交流センターは耐震もできていませんし、職員さんが行く手段としてあそこへどうやっていくんですかね。もし、あれだったら、私は思うんですけれども、ほかの切目小学校の体育館なども庁舎の仮施設というような使い方もできるんじゃないか。あけぼのは、もし大きな災害が起きた場合、住宅ができていればいいですけれども、できていない場合、付近の住民の方もそこへ来られる、そして役場の機能もそこでせんなんって、そんなことできますか。また、そこへ備蓄食料なんかも考えられるんかもわかりませんけれども、あの規模でそれだけのことができるんでしょうかね。 ○議長 -総務課長-総務課長 はい、あけぼの交流センターでございますけれども、地域の方の避難場所というのは切目小学校を考えてございます。そして、あけぼのセンターについては、あれだけの広さがあれば十分対策本部として活用できると考えてございます。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。対策本部として考えられるということですけれども、今すぐ起こった場合に、対策本部はずっとあそこで、庁舎できるまでやってやなあかんということになるんですけれども、それで機能は果たせるんですか。短期間であれば、それはできるんかもわかりませんけれども、長期間になってきて、あそこで十分できますか。それと、切目の小学校がその避難場所といいますけれども、周辺といってもかなり広いところがある、そこへ住民の方、皆さん、寄れるとお考えでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 避難施設につきましては、昨年度、町内3つのゴルフ場、また弘龍庵等々、災害時における避難施設として利用させていただくということの協定も結んでございます。そういう施設も利用できますし、また区同士の助け合いの協定というんですか、相互協定というのも結んでございます。そういうこともありまして、全町庁でカバーしていくという考えのもとで進めてございますので、そこだけというふうに考えなくても済むんではないかと考えてございます。 以上です。 ◆9番(藤薮) 結構です。 ○議長 -総務課長-総務課長 緊急時の場合、トップしての指示についてということでございます。 緊急時の対応につきましては、地域防災計画に示されていますが、本部長、つまり町長、また副本部長は部長というのは各課長になるんですけれども、報告を受け、必要な事項を意思決定し部長に必要な事項を指示して行動するものでございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。私も、聞きますと、町長が指示を出して、出せない場合は副町長、また総務課長、秘書室長という順番になっているとお聞きしているんですけれども、まず、ここには書いていないんですけれども、副町長というのは今おらないんですけれども、副町長というのは考えておられるのか。 それと、もし万が一のときに、今だったら町長、真妻ですよね、総務課長も真妻。来るのに10分から15分、出てくるのにかかると。緊急時、それでは指示出せない。そうしますと、副町長がないということで、秘書室長になるんですけれども、室長、どうですか、町長からそういう、万が一のときにはこういう指示をせえよというような話は。図上訓練等はやられているんでしょうけれども、緊急時のときには、そういうことの指示は、町長から、日ごろからそういう指示は受けているんでしょうか。 ○議長 -秘書政策室長-
    秘書政策室長 町長、副町長もいないんですけれども、災害対策本部となるべく場所にいない場合は、そこに参集している最上級の職員が指揮をとるということになっております。 そんな中で、順番といたしましては、印南町の職務を代表する職員の順序を定める規則というのがあります。その中によりますと、地方自治法第152条第3項の規定に基づいて、町長の職務を代理する職員は、その場合、課長または室長である職員とし、その順序は印南町分課設置条例第1条の規定による課の順とすると規定されております。その中で、先ほど課長が言いましたように、課長、まだ言うてないですけれども、議員言われたように、まず秘書政策室、そして総務課、税務課、住民福祉課、産業課、建設課、生活環境課の順となっております。その中で、印南町地域防災計画の印南町災害対策本部事務分掌において、町長は初動期にする仕事が書かれております。まず、災害対策本部設置の宣言をすると、部長、町長がですね。それで、次には役場庁舎または代替施設において、部長会議からの報告を受けて、以下指示を与える、ですね。それで、その後、避難勧告、指示の意思決定をしなければならない。次に、もし、大きな災害であれば、自衛隊災害派遣要請の意思決定。それで、また広域応援要請の意思決定をしなければならないという重大な任務となっております。 それで、議員言われるように、私も、参集できるかどうかもわからないという話の中で、対策本部の部長ですね、部長は各課長が部長になっております。その中で、部長の中において、この間も図上訓練におきまして、町長と一緒になって指示をしていますので、ある程度の内容は把握しております。そのような状態の中で、もしそういうことがあれば、この順序でしていかないかんと思います。藤薮議員が言われるようなことも、防災訓練で、こういうこともありますよということを配慮して防災訓練をしていかなあかんかなとは思います。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。よくわかりました。今、マニュアルがあるんだということなんですけれども、マニュアルどおりにいかなくても参集できる職員であれば、僕は、いいんかなと思うんです。それと、先に戻るようで申しわけないんですけれども、庁舎の移転先についてもそういうことを考えていきますと、今まであった、計画のあった場所であると高速なんかも利用できますんで、真妻の町長が一たん御坊方面へ出て、高速からおりてくるというような方法も考えられるんかなと思うんです。何らかの方法ができると思うんで、考えの一つとしてとらえていただいたらと思います。 以上です。終わります。 ○議長 以上で、9番、藤薮利広君の質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま10時1分ですが、10時15分まで休憩いたします。 △休憩 10時01分 △再開 10時15分 ○議長 休憩前に引き続き一般質問を続けます。 次に、-5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。ただいま議長のお許しを得ましたので、通告書に基づき質問を行います。 季節はめぐり、ツバメ飛び交う梅雨の季節となってまいりました。梅雨の風物詩の一つにホタル観賞の夕べがあります。暗やみの川面に神秘的な黄緑の光を明滅し、ひとときの幻想の世界を醸し出してくれます。例年、この時期になるとホタルの情報が多く聞かれる中、昨年の秋に上陸した台風12号による濁流が影響したのか、ことしは上流で飛び交うホタルの数が激減しているそうです。そんな中、我が家周辺でも一度は絶えたかに思えたホタルが、何年か前、一匹の迷いボタルをきっかけに今や庭先でも鮮やかな光跡を残し、飛び交うホタルに出会うことができます。自然環境の保全、再生の大切さを感じるところです。皆さんも、この週末にははかない命を輝かせて舞うホタルを家族で見に出かけられてはいかがでしょうか。 それでは、質問へ入らせていただきます。 本議会において、1項目に児童及び園児の安全確保について。2項目目、真妻わさびの里、復興事業の実績成果について。3項目目、就労継続支援A型事業所「株式会社◯◯◯◯◯」について質問させていただきます。 まず、1項目、児童及び園児の安全確保について、2点をお聞きいたします。 1点目、児童及び園児の登下校時の安全対策をお聞きいたします。 まだ、記憶に新しい4月23日、京都府亀岡市での無免許による18歳の少年が運転する車が集団登校の児童の列に突っ込み、児童と新しい命を宿した保護者の3人の命が失われ、7人が重軽傷を負う事故が発生しました。その後もこの連鎖は続き、5月14日、大阪市では指導員の引率で学童保育へ向かう途中、右折してきた車に巻き込まれ、幼い命が犠牲となりました。28日には、愛知県で飲酒運転の車にはねられた高校1年生の前途洋々な命が失われる事故が立て続けに起こりました。京都府亀岡市での事故のちょうど1年前に、栃木県でクレーン車が集団登校の列に突っ込み、一度に6人の小さな命が失われました。 一連の事故を受け、各地で通学路の危険箇所の見直し、先生や保護者が通学路に立っての見守り、地域のボランティアなどの協力を得て、セーフティーネットの強化が議論されています。そんな中、集団登下校の危険性が今問われています。京都のように、長蛇の列に車が突っ込むと全員が犠牲者となり、また、幅員の狭い道路やカーブでは危険が倍増しています。そして、今回のようにたびたび起こるようでは、今後の危険性を重視し、集団登下校の検証も必要ではないでしょうか。 そこで、児童が犠牲となる事故が相次いだことを受け、登下校の安全対策をお聞きいたします。 2点目に、修学旅行出発時の物損事故の概要についてお聞きいたします。 5月10日、町内の6年生が修学旅行へと出発いたしました。旅行生にとっては、まだ見ぬ観光地に思いをはせ、心躍る気持ちに満ちていたことと思います。そして、保護者の方も、無事で楽しい思い出づくりの一念で見送りに来ていたことと思います。 ところが、皆さんもご承知のことと思いますが、出発の際にバスが門扉にぶつける物損事故を起こしました。折しも、関越自動車道で起きた高速ツアーバス事故の直後であり、不安な旅立ちとなったことと思います。今後、スクールバス以外のバス移動にも安全確保の配慮が必要となってくると思います。平成12年にバス事業の規制緩和が行われ、新規参入の事業所は増加の一途をたどり、コスト競争の激化の中、労務管理や安全管理の法律遵守されていない事業所が多い中、今後においては一般貸し切り旅客の事業所に対して、安全確保の対策を求めていく必要があるのではないでしょうか。5月10日の物損事故の概要についてをお聞きいたします。 2項目目、真妻わさびの里復興事業の実績、成果についてお聞きします。 ワサビは、400年前江戸時代、静岡県の村の人が沢に生えていた野生のワサビを栽培し、徳川家康に献上したところ大変気に入って、栽培を奨励したのが始まりと言われています。また、ワサビの葉が徳川家康の家紋の葵に似ていることから、家康はワサビを保護したという話もあります。 ワサビの代名詞として知られ、印南の誇れる産物の一つ、真妻わさびは江戸時代から100年以上の歴史と聞いています。時代とともに衰退していった真妻わさびの復興事業に当たり、定植の時期、水質、水温と、大変ご苦労されたとお聞きする中、自然環境の中で高級食材を育てる難度の高さが伺えました。 そこで、真妻わさびの里復興事業の実績、成果について、3点、お聞きします。 ①成23年度委託事業の実績について、委託事業者である株式会社・・・との契約の履行状況は委託業者として適切であったのか。 ②わさびの里復興事業は期待どおり成果が得られたのか。また、今後の真妻わさびの里復興事業について、町はどのような方針を持っているのか。 ③平成23年度の委託事業者に係る委託料の支払いに対し、差し押さえがあったと聞いているが、その後のてんまつは。 3項目目、就労継続支援A型事業所「株式会社◯◯◯◯◯」について、6点をお聞きします。 一般の企業は、経営学であるところの合理的な財務管理、生産管理、販売管理、労務管理で利益を生み出し、会社を運営していきます。この就労継続支援A型の指定所を受ける事業所は、一般企業の経営学に加え、障害者自立支援法という法律の周知をあわせ持つ必要があり、通常の企業と同じ事務処理に加え、就労継続支援運営規定の対応が必要となってきます。煩わしい運営規定のハードルを越えてまで指定を受ける事業所の思いは、社会貢献、企業イメージと、思いはさまざまであります。いずれにせよ、障害者の雇用対策、就労支援は永遠の課題です。大切なのは、障害者の就労意欲を尊重し、自立した生活を送れるように長きにわたり安定した就労の場を提供していくことが本当の対策であり、支援であると思います。 それでは、就労継続支援A型事業所「株式会社◯◯◯◯◯」について、次の6点をお聞きいたします。 ①町有地を利用している株式会社◯◯◯◯◯について、事業所の規模、経営状況や現在の事業内容はどのようなものか。 ②就労支援継続A型施設について、町長はどのように考えていますか。また、町内在住の障害者や指導員の雇用状況はどのようなものか。 ③今後の事業計画及び町有地の利用計画(旧切目川中跡地)については、どのようなものですか。 ④現在の借地契約の内容はどのようなものか。 ⑤平成23年度までの町の委託事業として、株式会社◯◯◯◯◯との関係があったものですが、今後はどのような関係になるのか。 ⑥◯◯◯◯◯の共同経営者が・・・の代表者であるというのは本当ですか。また、事実であるとすれば、町有地を提供することは適切であるのか、町長のお考えをお聞きします。 以上で、1回目の質問を終わりといたします。 ○議長 ただいまの質問に対し、執行部の答弁を求めます。 -教育課長- ◎教育課長 まず、1点目の児童及び園児(いなみこども園)の登下校時の安全対策についてでございますが、今の議員の質問の中にもございましたが、去る4月28日に京都、また、その後、千葉県と愛知県等において、登校中の児童等の列に車が突っ込み死傷者が出る事故が発生しました。これらのことを受けまして、通学路の安全点検や安全確保に一層努めるよう各学校に指示したところでございます。 当町の各学校の通学形態につきましては、中学校ではスクールバス通学と自転車通学、それから各自の徒歩通学、小学校につきましても、同じくスクールバス通学と徒歩通学、徒歩につきましては集団通学と個別通学によるものでございます。また、いなみこども園につきましても、通園バス、運転手と別に添乗員1名が同乗してございますけれども、その通園バスと保護者による通園でございます。いずれにしましても、各校区ごとに地域の方々で構成する印南町こどもセーフティーガードや保護者の方々による見守り活動、また町内放送による下校時案内等により安全確保に努めているところでございます。 また、先般5月29日に、学校関係者、いなみこども園職員、セーフティーガードや保護者、また町内駐在所の警察官、スクールバス運行委託業者などが一堂に会し、通学路の安全対策協議を行うとともに、6月1日には、児童生徒の一斉通学時見守り活動を実施したところでございます。いずれにしろ、安全対策につきましては、今以上に対策を講じているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。今、課長からの答弁に、集団登校、まあ、議論されたと思うんですけれども、町内にあります、先ほども壇上で話しましたけれども、長蛇になりますと危険性がかなり倍増するんで。それで、朝は6年生から1年生、2年生、3年生とあれなんですけれども、帰りはもう終業した順番に帰りますんで、ばらばらになるんで、これ朝の10名ぐらいの長蛇の列、ちょくちょく見かけるんですけれども、これ少数化したしかええんではないかなと思うんで、また、そんなんもちょっと検討してもらえたらと思うんですけれども、どうですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 今、議員よりご指摘をいただきました、集団の登下校でございます。それにつきましては、例えば最高学年の6年生が1年生と同じく集団登校をするというふうなこと等を実施しているわけでございますけれども、その中で人数が多い地域につきましては、やはり議員ご指摘のとおり、列が非常に長くなっているところもございます。そのこと等も踏まえまして、今後、学校と検討を重ねていって、安全確保に努めていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。これ、認定こども園の件ですけれども、場所はこのずっと山口、稲原へ行って425、信号の旧425号線の、ずっといったら真妻踏切、稲原中学校の手前です。真妻街道踏切というんかな、ここのところで、認定こども園の帰りの、送迎の、帰りのバスが逆駐車で子どもをおろしているということ、これを改善してもらいたいという要望です。というのは、朝は、ここずっと行って信号、南谷のほうへ行って回ってくると思うけれども、それで、あそこで乗せる場合に道路左側で駐車してあれなんですけれども、帰りはどういうあれかわかりませんけれども、先にそこの真妻踏切のところで子どもをおろすと。それで、左駐車であれば問題ないんですけれども、右側へ逆駐車して右へとめて子どもをおろすと。スクールバスは、ドアは左なんで、子どもは車の通るほうでおりると。それで、子どもに、バスの前、横切ったらあかんでとか、ふだん幾ら教育していても子どもはやっぱり毎日やっていることは体に身につくし。この前、テレビで交通安全というのは小学校とか保育所でも、よう警察の方行って指導しているけれども、実際効果あるのは小学校3年生ぐらいからということも言われているんで、子どもに、幾ら前を横切ったらあかんでと言っても、毎日やっていたらこれもう本人も体にしみついてしまうんで、やっぱり車から飛び出るということも多分起こると思うんで、ここの真妻街道踏切での、やっぱりここを改善してもらいたいと思うんです。どうですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 ただいまご指摘のございましたいなみこども園の通園バスの運行につきましては、特に通園バスにつきましては、幼児、3歳から5歳児が乗車の対象となってございます。そのことを踏まえまして、今ご指摘いただいた逆駐車等の場所、またはそれとは別にすべての駐車・乗車場所等を再度検討するよう、こども園に強く指導していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆5番(井上) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 2点目の修学旅行の出発時の物損事故の概要についてでございますが、このことにつきましては、さきの町の行政報告にもありましたが、町内全小学校、4小学校すべてにおいて、5月10日から一泊二日で京都・奈良方面へ実施したものでございます。そのうち、切目小学校において、出発時にバスが門扉にぶつかるなどのトラブル、物損事故を起こし、児童、また保護者の皆様に不安を抱かせる結果となりました。運転手は、車両破損の程度から走行可能と判断し、そのまま出発しました。しかし、学校と教育委員会で安全確保に万全を期すため、直ちにバスの交換と運転手を交代させるとともに、2人体制とするよう委託旅行会社に申し入れを行いました。結果としまして、岸和田サービスエリアでバスの乗りかえ、それと運転手の交代、その後、昼食場所から運転手を2名体制となりました。そのことを学校から各保護者に報告するとともに、出発時の対応についてご理解をいただいたところでございます。幸いにも、当初予定していた見学先等を変更することなく、無事終えることができました。今後、このようなことが二度と起こらないよう、校外活動時の安全確保にいま一度危機感を持って対応していきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。これ、バス会社との契約、ツアー会社が入っているんか、もうバス会社と直接なのか、1点。 それで、2点目として、新聞によりますと、門扉の柱に後部側面をぶつけ、さらにまたバックして再度出ようした際にも衝突したという。これ、はっきり言うて、これ、このドライバー経験がかなり少ないと思うんです。というのは、大型車両になりますと、後輪の、小さい車もそうですけれども、車を運転するというのは左の後輪の位置が頭でちゃんと把握していなったら、基本的に車のこういう事故が起こる。バスは、特に、前も後ろもそうですけれども、オーバーハングというのが、振った場合に当たる。これ、計算できていないというのは、経験が少ないという。極端な話、きのう大型二種取ってきたドライバーかもわからんということですね。こういうのを、やっぱりきちっと契約、先ほども言いましたけれども、価格競争の中で契約の段階で、今回のこの事業者はどうかわかりませんけれども、一般論からいいますと、受けるときに安い単価で受ける。もう、この時点で自社便を行かさん、行かせたらマイナスになる。それで、規制緩和で、先ほども言いましたけれども、バスふえてきて、安うても行く会社があると。単価安う受けて、当日はもう業者、チャーター便を行かすというのも、初めからもう計画の場合で受けている場合も現実にあるんです。そうなってきたら、やっぱりこの後の、もし何かあったときの補償が、やっぱり走ったバスのその車両の保険対応になるんで、複雑になり時間もかかるかと思うんで。 今後、こういう遠足とか、それで印小とか、生徒の多いところはどうしても大型バスでチャーターになるかと思うんやけれども、この場合にきちっとこの安全面での契約内容、配車車両は契約先の自社便でを、条件をきちっと、そのツアー会社か、ちょっと今回わからないですけれども、そこの主導で商談を進めんと、きちっと子どもの安全というのを前提に自社便を条件つきとか、そういうのを一回検討してもらいたいんですけれども、どうですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 まず、最初に、今回の修学旅行の契約等につきましては、直接、バス会社ではなくてツアー会社、観光会社と実施してございます。小学校の修学旅行につきましては、同じ時期に他の、他府県等も含めてでございますけれども、多くの学校と重なります。そういうことの中で、宿泊施設の確保が非常に困難な状況になってございます。当町におきましても、生徒数等のことから、町内4小学校が印南町連合修学旅行ということで一気に入札等を実施してございます。コースや見学先等は別々ではございますけれども、生徒を多くし同じ宿を利用することによって、施設の周辺等を含めた、より安全な宿泊施設の確保をしているところでございます。 しかし、バスの運行等につきましては、やはり議員ご指摘のとおり、安全であるといった思いが強かったものでございます。今後は、配車車両等を含めた条件の見直し等を再検討して委託していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆5番(井上) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 それでは、私のほうから、真妻わさび復興事業の実施、成果についての1点目、平成23年度委託事業の実績について、委託業者等適切であったかというご質問にお答えさせていただきます。 委託先の株式会社・・・は、平成20年度より真妻わさび産地復興を目指し設立した真妻わさび振興協議会の皆様の協力を得て、災害に強い栽培方法を模索していたところ、ボックス栽培を導入している岐阜県の株式会社・・・を模索し、現地を視察した上、平成21年から23年度の3カ年をかけ、ふるさと雇用再生事業を活用し、真妻わさびの里復興事業を実施したものでございます。 事業内容は、平成21年度は7月より787万5,000円の事業費でワサビボックス栽培40基を設置し、苗の定植。平成22年度は1,316万7,000円の事業費で品種を変更したワサビ苗480株を植えつけるともに、排水を利用したシイタケ栽培施設を設置し、事業展開を実施。平成23年度は1,218万9,000円の事業費で同じくボックス栽培を継続するとともに、排水を利用したクレソン栽培の事業実施をしてきました。 事業遂行に当たっては、実施がおくれることなく、適切な委託契約であったと認識しております。なお、事業費合計3,323万1,000円はすべて補助金を活用しており、また委託費の支払いは、領収書等、支出確認の証拠書類の添付が事業要綱に義務づけられており、その確認後、会計処理を行っております。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。この事業の当初のこの契約の履行に変更、変わりは、途中変更というんかな、そういうのはなかったんか、ちょっとお聞きします。お願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 これは、契約変更は、当初で金額を決めた契約じゃなく、その年にワサビ栽培の復興を実施していただいて、緊急雇用ですので、失業者を雇っていただいて、その領収書にもって金額を支出していくと、こういう契約を結んでおります。したがいまして、契約金額の変更という事業、契約内容にはなっております。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。そしたら、この株式会社・・・が委託契約者として、実績、効果ともに問題なかったということだと思います。ちょっと、そこで聞きたいのは、この・・・、今回この3月で事業終了したということですけれども、この・・・という会社が、この3年間、行政のパートナーとしてやってきた中で、今後、またこの事業で、この・・・という会社と何か縁があったときに、もう一回・・・とやりたいという、そのぐらい魅力ある会社でしたか。ちょっと、お願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 後ほどの、今後の・・・との関係という質問にもございますけれども、ボックス栽培を出されているのはこの・・・だけです。ただ、後の質問にございますけれども、じゃ、今現在この会社がどんどん営業活動をして活発にやっているかと。これは、残念ながらそういう結果にはなっておりません。今後、また新たな今回の知識を得て、栽培へ向けてしていくことは何回かあると思いますけれども、この会社にお願いすることは無理だと考えております。 以上です。 ◆5番(井上) はい、結構です。次、お願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 2番目の成果を得られたのか、今後の展開はどうだと、こういうご質問にお答えさせていただきます。 事業実施に当たっては、当然ワサビ復興の願望と期待を抱き実施いたしました。結果的には、本場所では水温等により栽培不適地の成果に終わっています。しかし、3年間の実験により、種子、ワサビのウイルス等の有無の重要性、品種による適合性、植えつけ時期の重要性など、本町の今後のワサビ復興への栽培知識を得ることができました。また、本町の真妻わさびは、全国的に抜群の知名度があり、この産地復興の取り組みは印南町をアピールする大きな事例になったと考えております。 さらに、この取り組みにより、いかに真妻わさびのネームバリューが偉大か、国内はもとより、大きく海外からの問い合わせなどの事例により、痛感しているところでございます。今後、この事業で得た知識をより生かし、川又地区を中心に真妻わさび振興協議会の皆様方のご協力もいただき、印南の真妻わさびの里を復興を、より推進していきたいと考えています。 なお、その一環として今議会に新たな事業費を計上させていただいていますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。かなりの問い合わせとネームバリューということをお聞きして、この事業として、終了してあれなんですけれども、この協議会の方は将来的に販売とかそういう何かビジョンというのは、この方らはどういうような考えを持たれているのか。今の課長の答弁を聞かせてもろて、大変あれなんですけれども、やっぱり事業をこれ3年間やって、そういう結果ということで、この3年間の事業をステップにして、あそこはちょっと適していなかったということなんですけれども、川又の取り組まれている方、そういう方で、この3年間の事業をステップにして、次のこのステージで、やっぱり真妻わさびというのを、今、課長、言われたように、花開く、この方法をとって……、事業はあれだったけれども、今後これをつなげるんがやっぱりこの印南の真妻わさびというのが、販路へつなげるんがやっぱり本当の真妻わさびのあれやと思いますけれども、そこらあたりの計画とかありますか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 この事業は終わりましたけれども、振興協議会で同じくボックス栽培を20基設置しております。残念ながら、品物が十分できて、名前の知れ渡ったる、いわゆる真妻わさびのブランド品をどんどん出せるような、現在、状況にはなっていません。しかしながら、印南町において、これほど名前の通った全国的に知れ渡った品物はないと思います。今後、先ほども申しましたけれども、振興協議会の皆様にも限らず、ワサビをつくっておられる方々もございます。若い方が意欲を持って復興へ取り組んでいただいておりますので、町として十分印南の真妻わさびがあるんだと、このようにできるような品物もありますと、こういうできるような取り組みを邁進していきたいと、このように考えております。 以上です。 ◆5番(井上) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -会計管理者- ◎会計管理者 3点目の支払い関係のてんまつということですので、私のほうからお答えさせていただきます。 平成24年1月5日付、平成24年1月31日付で2件の滞納処分があり、差し押さえがありました。民間からの差し押さえではなく、公的機関2カ所からの株式会社・・・に係る平成23年度真妻わさびの里復興事業委託金についての差し押さえでございます。このため、差し押さえのあった両方の機関に差し押さえの状況を伝えました。差し押さえの内容により、優先順位等があるためでございます。5月に入り、株式会社・・・への当町の支払額が確定しました。731万8,000円でございます。当町から支払額よりも差し押さえ額のほうが大きく、全額、法律に従い、さきに差し押さえのあった機関に対して、5月31日に指定口座へ振り込みを行い、6月4日に差し押さえ債権受入金領収書の送付があったところです。 なお、もう一方の公的機関につきましては、振込先の公的機関へ交付請求をしていると聞いてございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。公的な滞納があったということですけれども、この公の仕事につかれる方から見て、この公の、公金の滞納というのは、こういうことがあったということは、これ経営者というんかな、そこのまあ公の職につかれる方から見てどう思いますか。ちょっと、簡単でええんで。 ○議長 -会計管理者- ◎会計管理者 差し押さえの内容等にもよるんでございますが、納税等々については、法律でも義務とうたわれています。そういうふうなことがあってはいけないことだと思っております。 以上です。 ◆5番(井上) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 それでは、3点目の就労継続支援A型事業所「株式会社◯◯◯◯◯」についての1点目についてでございます。 町有地を利用している株式会社◯◯◯◯◯について、事業所の規模、経営状況や現在の事業内容はどのようなものですかということでございます。 株式会社◯◯◯◯◯は、平成23年3月8日に株式会社を設立し、指定障害者福祉サービス事業者就労継続支援A型の指定を県知事より受けてございます。事業所の規模につきましては、利用定員20名となってございます。現在の経営状況につきましては把握してございませんが、事業内容につきましては、ワサビ栽培、クレソン栽培、その他農作物の生産を行ってございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。事業内容を余り把握できていないということですけれども、この、一番そこが把握するのが一番大切違うんかなと思うんです。 それで、この障害自立支援法が18年からスタートして、この移行期間5年間過ぎて、今年度から本格的にこれ行くということですけれども、この法律というんは、この時代の流れとともに、都度、都度法改正を行って、その時代に合うたように合わせていっていると思います。この障害者自立支援法で今回のこのあれは、この最新の通知という、こういうのの中にあるんです。これは、厚生労働省のほうから通知事務連絡等という、こういう、これはちょっと長いんですけれども、「障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律」と、こんな長いあれで、この中のこの継続支援は、この法律の中の事務連絡等というところがありまして、その中に介護給付費等に関する支給決定事務等についての事務処理要綱というのがあるんです。これを読んでいきますと、206ページにもなる要綱があります。こういうのを、この事業所って、先ほども言いましたけれども、こういうのをすべて事務所でこれを把握できてなかったらあかんというもんではないんですけれども、これやっていこうと思ったらかなり能力も要るし、これやっていくだけの事業内容というんかな、それだけのあるんか、そこらあたりちょっと。余り、事業内容を把握していないということやけれども。 ○議長 -総務課長-総務課長 今、ちょっと答弁の中で、経営状況というのなんですけれども、それが把握できていないんですけれども、事業内容については、ワサビの栽培であったりとか、クレソン栽培、そしてその他農産物を販売しているということでございます。 以上です。 ◆5番(井上) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 私のほうからは、2点目の就労支援継続A型施設についての、町長はどのように考えていますか。また、町内在住の障害者や指導員の雇用状況について、どのようなものかということについて、お答えさせていただきます。 これについては、町長の考えということに中で、細かい点もございますので、私のほうで、一くくりでご説明させていただきたいと思います。 まず、町内には障害者継続支援事業所が現在3カ所できてございますが、障害者自立支援法のもとで、その事業形態に合わせて、A型、B型の2種類がございます。◯◯◯◯◯A型事業所につきましては、運営主体が株式会社で、雇用契約を結び収益を目的とした事業所、いわゆる就労対策としての会社であるのに対し、B型は、公益事業を行うべく社会福祉法人が運営主体となり、通所者の生活自立支援を目的とした福祉事業を展開する、いわゆる日中活動の場と認識してございます。切目にございます「作業所▲▲▲」は、このB型に当たり、住民はもとより町といたしましても障害者基本計画の建設目標をうたって、何より必要な作業所として建設を支援してまいりました。 また、さきの行政報告でも申し上げましたが、通所者の工賃アップ、これにつきましては、この▲▲▲の事業所のことでございますが、町委託事業の見直しなどによって、より工賃アップの支援をしていく事業所であるのに対し、A型作業所につきましては、いわゆる一般的な会社同様のものと認識してございまして、福祉の観点では特に支援をするところでないと考えてございます。 それから、2点目でございます。◯◯◯◯◯における在住の障害者や指導員の雇用状況についてでございます。まず、通われている、通所されている方々の数でございますが、現在8名でございます。うち、町内在住の方は1名、また指導員につきましては3名、サービス管理者1名、いずれも町内の方でございます。また、通われている方の賃金状況についてでございますが、A型につきましては、県の最低賃金、いわゆる685円と認識してございますが、この保証されてございます。また、参考までにB型事業所である作業所陽について申し上げれば平成23年の実績で時間給40円であり、評価給を含む月収は115時間作業し、1万600円の方が最高であったと報告を受けているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。この指導員の費用は、これ補助金の扶助費での支払いになるかと思うんですけれども、この指導員は、これ扶助費でということで、これ町内の雇用というとらえ方でしているんですか。ちょっと、そこだけ。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 議員のおっしゃられますその扶助費について、この扶助費については、いわゆる通所されている方の作業時間あるいは作業日数に応じて印南町から事業者の方へ支払われるものでございます。この扶助費につきましては、そこで働いております支援員、あるいは指導員の方々の給料保証ということになってございます。 また、働いている方、通所されている方の賃金については、その中で販売された金額から必要経費を引いて、その中で働いた方の事業日数に応じて支払われるものと認識してございます。 以上でございます。 ◆5番(井上) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 3点目の今後の事業計画や町有地の利用計画についてはどのようなものですかということでございますけれども、現在、◯◯◯◯◯株式会社からは新たな事業計画や町有地の利用計画については、今のところ出されてございません。 以上でございます。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。計画出されていないということですけれども、これこっち側から、何か計画あるんですかという、そういうのは、アクションを起こしたんですか。それ、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 4月に入ってからですけれども、一度口頭では、こういうことをしたいんだということは、一度担当のほうには相談ありましたけれども、正式に文書ではまだいただいておりません。それを早急に出していただくようには、事業者のほうに通知してございます。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 口頭でお願いしたということですけれども、まだ出ていないということは、もうこの現時点でそれが届いていないということは、事業の計画自体がないということで判断したらどうかなと思うんやけれども、どうですか。 ○議長 -総務課長-総務課長 次のご質問の中にもございます、今現在の契約状況どうですかということの質問の中にもつながってきますんですけれども、今現在、去年から、平成23年4月からですけれども、5年契約で当初出されている事業計画ということで、今進めております。 以上です。 ◆5番(井上) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 4点目の現在の借地契約の内容はどのようなものかということでございます。 今も述べさせていただきましたけれども、平成23年4月1日付で438.5㎡の土地を、平成23年4月1日から平成28年3月31日までの間、一時使用許可を出しています。使用料金は、年17万5,400円としてございます。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。そしたら、この4月から契約なしに、きょうは6月12日ですけれども、言葉悪いか知らんけれども、占拠しているということにもなってくるかと思うんやけれども。そこの考え、ちょっと1点。それで、なぜきょうまで、4月1日からこの契約が保留されてきたのか、そこも2点目。それで、これ契約がそうされていないとなってきたら、これどこに責任、だれが責任というのかな、相手側か町か、両方にも何かいろいろ課題はあるとは思うんやけれども、一番どこにウエートがあるんかという、責任の。 それで、それに対し、きのう行ってきたんですけれども、この多目的棟、作業棟、ここが一時許可申請出しているということやな。それで、この南側のこのワサビのボックスを置いているところはどうですか。それで、この西側のこのハウスの1棟、2棟になるんかな、ここらあたりが契約にどうなっているんか、そこをお願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 議員おっしゃられますように、契約している部分につきましては、管理棟、作業棟でございます。その438.5平米分の土地について契約してございますが、あとの、今おっしゃられましたボックス栽培していた部分と、もう一つの棟ですけれども、ハウスですけれども、それについては・・・が試験事業として使っていた施設でありまして、それについては、担当課からもそうですし、うちからも事業が終了したということに伴い、撤去していただくように、事業者には指示してございます。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 撤去してくださいという申し入れして、向こうもあれやけれども、今現在、多分きょうもこのままだと。きのう、行かせてもろたら、このボックス栽培やっていたこのワサビですけれども、中にも水も入っているし、このハウスに、まだ、どういう仕組みになっているのか、水垂れている状態やさかい、まあ、多分今でもやっているということ。ここ、やっぱりきちっと、毅然と向こうへこういうことを言わなんだら、お互い何か気を使うてても。民民だったら、それはそれでもええか知らんけれども、やっぱり町有地をあれしてあるし、その一時使用の許可申請以外のところはやっぱりこういうことでしてあるというのを、町としてきちっと毅然として言うべきものではないかなと思います。 今後のその相手方の人は、この◯◯◯◯◯についてどうしたいとかいう、その何ていうんかな、ビジョンとか、そういうのは全然持ってきていないんですか。ちょっと、そこをお願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 当初、去年の4月1日付のその計画書だけです。そして、議員おっしゃられますように、まだ契約のしていない部分といいますか、まだその申請を出していただいて、それぞれの経営状況をいろいろと検討してからの許可ということにもなってきますので、今時点においては、今ある施設等については、更地にしていただくように、引き続き申し出ていくことにしてございます。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。先ほどの繰り返しになりますけれども、やっぱりきちっとその向こうの相手の事業所の人にもあれして、もう前向きに進んでいくように。もう、今までどうこうと言うんじゃなしに。やっぱり、障害者の就労の場やということもあるんで、やっぱり最後は向こうの企業であったり町であったりというよりも、やっぱり一番ここで働きやる障害者が一番被害者ということになるんで。それで、今までどうだった、こうだったというよりも、やっぱりもうきちっと、きょうからでも進めてもらいたい。それだけ、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 はい。議員おっしゃられますように、早急に対策、対応をとっていきたいと考えております。 以上です。 ◆5番(井上) はい、結構です。次、お願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 23年度まで事業をやっていた・・・との関係は今後どうなるのかというご質問です。 先ほどもお答えをさせていただきましたけれども、・・・とは本年3月をもって実験事業を終了しております。その結果、実験地の切目川中学校跡地を含め、現在のところ新たに・・・にお願いして事業展開を図る計画はございません。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。そしたら、もう終了ということで、この株式会社・・・と町と、残された課題はないということですか、一個だけ。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 事業遂行にはございません。しかしながら、先ほどおっしゃれましたように、跡地のボックス栽培とか、ボックス器具について、町といたしまして、総務課長も言いましたけれども、適正に跡地整理をしていくように努めていきたいと思います。 以上です。 ◆5番(井上) 結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 続きまして6点目でございます。◯◯◯◯◯の共同経営者が・・・の代表者でもあるというのは本当か。また、事実であるとすれば町有地を提供することは適切であるのか、町長の考えをお聞かせ願いたいということでございます。 株式会社◯◯◯◯◯の共同経営者に株式会社・・・の代表が入っているのかということでございますけれども、これは本当でございます。 また、そこに町有地を貸し付けることは適切であるのかということでございますが、現在、貸し付けている物件につきましては、先ほども申し上げましたが、昨年4月1日現在の貸し付けであり、その当時は適切であったと判断してございます。 以上です。
    議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。貸し付けることに問題はなかっと思うんです。だけれども、これからの話で、今までがどうだったというよりこれからの話で、先ほども話ししたけれども、この出資者が、・・・の代表者が入っていると。それで、今後ここを貸して◯◯◯◯◯が障害者の就労の場としてやっていく、これは大変ええと思うんよ。やってもらいたいよと。だけれども、その◯◯◯◯◯が問題じゃなしに、先ほども言うたように、その公共料金の滞納のあった方が、この代表者がこの法人を運営していくということに、そことその会社と町有地を契約するというんかな、無償であっても有償であっても問題であるんかなと思うんですけれども。もう、前向いて行ってもらいたいんですよ、先ほども言うように。それが、ちょっと今後の、お願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 今、議員おっしゃられました、町有地として貸し付けるということもそうですけれども、それも含めまして早急に相手方と協議しまして、今後どのような事業者が対応を持って事業を進めていくのか、それとももう新たな展開はないのかどうかということを、そこで明確なものにしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。質問じゃないけれども。やっぱり、きちっと町と相手の、何名かわかりませんけれども、1回会うて、それで2回、3回、これ話ししたら、そんな難しい問題ではないと思うんよ。これ、ほったったことに何か問題があって。そんな時間かけなんだら解決できん問題ではないと思うんです。それで、3回ぐらい会うたらもう前向きな話になると思うんで、ぜひとも、きょうからでも取り組んでください。 以上です。 ○議長 以上で、5番、井上孝夫君の質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま11時13分ですが、13時零分まで、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 11時13分 △再開 12時56分     [午後藤本議長欠席のため堀口副議長に議長交代] ○議長 休憩前に引き続き会議を続けます。 次に、-4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番議員、岡本庄三です。 議長のお許しを得ましたので、通告順に従い一般質問をさせていただきます。 梅雨入り宣言が出され、しばらくはうっとうしいお天気とのおつき合いです。また、これからは災害の発生しやすい季節でもございます。最近の気象は乱調が続きます。1カ月前には、茨城県や栃木県では竜巻が舞い上がり、また5月17日には当地方でも雷がとどろき、ひょうが梅の実をたたきつけました。 そのような中、南海トラフの巨大地震対策を検討する国の作業部会の関西大の河田惠昭教授は、5月28日、最悪で30万人規模の犠牲者となるとの見解を示した。国の2003年時点の想定では約2万5,000人とされており、その10倍を超える数となる。年々巨大化する自然災害の中で、最近、想定外という言葉がよく使われる。想定外に絶望し、慌てふためく前に、まず想定内での防災、減災対策が十分かどうかを見きわめることが必要だと述べられています。 そのような中で、私の一般質問の最初は、1.防災危機管理について。 (1)避難道整備に関する考え方について、何点かお聞きします。 3月議会では、避難道等の整備についてはワークショップ等により住民の意見を聞いた上で検討すると答弁されたが、今現在の考え方を再度確認いたします。 今回の緊急防災・減災事業債を充当した避難道整備計画には、住民の意見はどのような形で反映されていますか。地域の意見はどのようなものか把握されていますか。今後の整備については、どのような事業を考えているのか。ワークショップについて早急に対応すると言っていましたが、事業化については平成24年度ですか、25年度を予定していますか。また、財源についてはどのような特定財源を予定していますか。 (2)です。自主防災組織等の取り組みは。 自主防災連絡協議会の総会については、開催しましたか。平成24年度は、どのような事業計画ですか。町は、どのような方針、方向で進めていくのですか。 自主防災会活動への町の支援対策についての方針は。町民の非常時の食料について、どう考えていますか。非常持ち出し袋のその後について、どう考えていますか。昨年末に修正をかけて否決していますが、いつどうするのか。住民からは1人に1つ。いつ配布してくれるのかと聞かれますがどうするのでしょうか。備蓄倉庫の整備は、どのような事業、財源を予定しているのか。 また、ワークショップの日程については、ワークショップの結果の事業化についてはどのような日程、予算を想定していますか。避難道整備等の事業採択は見込めるのか、見込めない場合はどうなんでしょうか。 自主防災組織の設置状況が、報告では33区全地域で設立していただき48の組織となりましたと言われましたが、これで十分なのか。その他の自治会への働きかけは。地震・津波以外の災害、水害、土砂災害について自主防災組織での取り組みについての考え方、また地域の視察は今後されないのか、お聞きします。 (3)庁舎移転への取り組み状況と進捗について。 今回の整備は緊急防災・減災事業債の充当であるが、印南町の実施計画は。また、現時点での国における措置状況は。そのことから、次年度以降の計画についての見込みは。措置できない場合の代替財源は。 去る5月10日の総務産建常任委員会において、執行部からの説明では、平成26年度の庁舎建設の可能性についても視野に入れるとのことであったが、どの程度具体化されているのか。 3月議会での町長の答弁の検討委員会を早急に立ち上げ議論するとは、どのようなことなのか、再度具体的に説明されたい。町長の考える早急とは、どれくらいのスピードをいうのか。検討委員には、どのような方々を指名したのか。 町長の方針はどうなんでしょうか。町長の行政報告では、去る5月31日に印南町役場庁舎建設検討委員会を立ち上げ、第1回の委員会を開催した。この委員会で十分検討を重ねていただきながら、場所、規模等を決定しと言われましたが、この委員会に決定権があるのですか。委員の皆様方に、23年度に予定されていた計画や財源確保をどのような説明をしていただいたのか、お聞かせください。また、先般の検討委員会の会議録を見せていただきたい。 検討委員会での検討項目は、総務産建委員会では検討委員会の意見をいただいた後、パブリックコメントを実施するとのことであるが、どのようなパブリックコメントを行うのか。また、検討委員会の協議から事前決定までのプロセスを具体的に説明いただきたい。パブリックコメントと委員会の意見はどちらが優先されるのか、はっきりとした見解を示していただきたい。このことは、非常に重要となってくるもので、検討委員会の存在を否定するような結果にならないのか。 (4)国の被害想定見直しによる防波堤整備、避難タワーについての考え方についてお聞きします。 3月議会での答弁では、地方防災会議等の結果を踏まえて防波堤の整備を検討したいとあるが、現在においても津波対策として防波堤の強化、堤防の見直しを図ることを考えているのか。沿岸地域を巡回された結果、具体的な防波堤、堤防の場所、箇所について説明いただきたい。現在の避難タワーの改修等についての考え方は。 (5)国の緊急防災・減災事業の予算措置状況と今後の印南町の防災対策での活用の見込みと事業計画はどのように考えているのか。 総務産建委員会で説明があった事業計画の実施見込みは。充当できない場合の財源の確保、一般財源、基金の運用計画は。国における地震・津波に関する新規事業に期待することは全く同感であるが、新規事業がない場合の財源については考えているのか。 防災危機管理について庁内協議は。プロジェクトチームの設置は、どうなんでしょうか。現庁舎の非常時の代替施設について、総務産建委員会では代替施設の必要性については説明を受けたところでありますが、具体的に決定した場所についての説明はありませんでした。現庁舎機能の緊急防災対策については、3月議会に早急に結論を出していきたいと答弁されましたが、現時点での具体的な方針、取り組みはいかがですか。 (6)印南川流域の浸水調査の内容と結果を踏まえての防災対策についてはどのようなものを想定されているのか。ある程度の結果は予想でき、当然、実施可能な対策についても限定されてくるものと考えるが。 それから、大きな2番ですね。債権の管理について。 (1)町税と債権の保全、回収への取り組みについてお聞かせください。 (2)×××××経営会社の民事再生手続きについて町の対応方針。 ×××××の経営会社の民事再生法申請については、ごく最近のニュースで報道されていましたが、印南町にとっても税等において債権が相当あるものと思われますが、具体的にどれくらいの金額があるのか、把握されているのか、説明願います。 その債権についてどのよう保全していくのか、町の基本的な考え方と現時点における具体的な取り組みはいかがですか、税務課と産業課にお聞きします。 昨年度設置された債権管理委員会での議論はされているのか。・・・関連債権以外で、23年度末を迎えるに当たり、債権管理委員会での議論はされたのか。どの程度の債権が回収されるものと見込んでいるのか。 3年後の2015年、平成27年和歌山国体女子・・・の会場となってございます。当町は、3カ所の・・・場があり・・・の町としても有名であります。まして、国体の会場ともなれば、今後のことを考えましても、無事成功させるために短期間で経営に行き詰まったり、どこかに転売されることがないか不安です。町、区の不利益にならないように、・・・場経営ノウハウを持ち合わせた実績のある企業で、地元山口区も認めた企業を強く望むわけですが、町からもあわせて強く要望していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 3.各種団体の補助金交付について。 平成24年度各種団体補助の予算措置状況について。 印南町補助金交付基準規定第3条の判断基準に基づき、団体数及び金額、根拠について説明されたい。補助金交付の基本は、事業費補助方式により交付することとされているが、各種団体等の事業計画は財政主管課である総務課で把握されていますか。予算計上されている補助金については、すべて印南町補助金交付規則及び印南町補助金交付基準規定に準じたものであり、それぞれの交付要綱に基づいているということですね。例外はないわけですよね。 4.人事管理について。 (1)本年度の職員採用計画の詳細等について説明願います。 給食調理業務の民間委託については、期限を定めず議論することを3月議会で答弁されていましたが、現時点での議論の内容と経過について説明願います。 期限を定め議論することは、人事管理上重要なことであると考えますが、委託するのか、新規職員を採用するのか、臨時的任用職員による不安定な状態を維持するのか、町長の人事管理上の方針をお聞かせ願いたい。給食調理業務についての考え方や方法については、教育委員会等の意見を聞くことは重要なことであることは理解するものですが、職員の任用行為についての方針は、まず町長が示すべきであり、責任を他の部局に転嫁することは好ましいことではないと考えます。人事管理上の明確な考えを示していただきたい。 (2)行財政改革大綱、定員適正化計画と職員採用計画について。 行政報告では、経費を削減するために、より一層役場をスリム化すると言われていますが、どのようなことなのか、具体的に説明をお願いします。 現在の人事評価制度の内容を見直し、職員それぞれの能力を見出すとありますが、どのようなことなのか具体的に説明してください。 (3)事実関係調査委員会意見に対しての人事上の措置について。引用をした関係職員についての対処について協議をしましたか。 5.国保会計の健全化について。 文教厚生常任委員会において、国保会計の脆弱な状況について説明を受けたところであり、税率改正についての町長の基本的な考え方をお聞かせください。 6.副町長人事について。 町長は、副町長を置くことについてどのような方針をお持ちなのか。置くことがあると考えるのか、または置かないことも考えているのか。今後の多様化する行政課題や緊急を要する施策を実施するためにも、副町長を置き、行政能力及び組織力の強化を図る必要があると思いますが、いかがですか。 7.改めて所信表明を聞いて。 先日、改めて日裏町長の所信の一端をお聞きし、今後の行政の運営について、私から、改めてその本意についてお伺いしたいと思います。 新たな所信表明は、選挙で上げたマニフェストの5つの思いに従って、今後推進する行政運営の基本姿勢や項目について語られたものであり、どれをとっても将来の印南町に必要なもので、私も共感するところであります。しかし、大切なのは、今後いかにしてこのマニフェストを実現するかであり、その結果が町長の評価になるわけです。 就任以来、これまで日裏町長の行政運営を拝見しますと、訴えられた所信の一端と現実の町長の行政運営が著しくかけ離れているように思います。例えば、取り組むスピードが極めて遅い。それゆえ、実行するための財政計画が立てられない、検討委員会や審議会の目的や役割を理解されていない、また町長のリーダーシップによる組織力が発揮できていないなど、言ったこととすることが違い過ぎるのではありませんか。 行政の課題を住民に丸投げすることが、住民目線のまちづくりであると勘違いされている。一番大事にしていただきたいことは、責任者としての町長の判断力を発揮することだと思います。このままでは、5つの思いは到底実現不可能と、私は思うわけでありますが、町長は、実現できる自信、確信はお持ちですか。答えていただきたいと思います。 以上で、第1回目の質問を終わります。納得のできるご回答をいただきたいと思います。再質問は自席で行います。よろしくお願いします。 ○議長 ただいまの質問に対し、執行部の答弁を求めます。 -総務課長-総務課長 まず、1点目。防災危機管理についての(1)についてでございます。避難道整備に関する考え方ということでございます。 これにつきましては、玉置議員、藤薮議員への答弁でも述べさせていただいたところでありますが、津波等が発生した場合、沿岸部を中心に津波浸水予測地域の住民の方は、被害の及ばない高台にいち早く避難しなければなりません。平成16年度策定の印南町津波避難計画であったり、今後実施予定していきますワークショップ等で設定された避難路につきましては、地域防災計画に基づき、災害時に安全な避難ができるよう整備していきたいというふうに考えてございます。 そして、ワークショップの進め方についてですかね。これにつきましては、先ほどというんですかね、  議員にもお答えしましたけれども、和歌山大学の教授、それから関西大学の教授、先生に指導をお願いしてございます。8月初めごろから実施したいと考えております。3回程度のワークショップを開催し、その実施した内容をもって11月に避難訓練を計画してございます。そして、それの後日でございますけれども、その避難計画について十分であったかどうかということを実証していくというふうな計画でございます。 それから、避難路の住民の意見は反映されているのかということでありますけれども、これにつきましては、平成16年のワークショップにおきまして、この印南町津波避難計画書をつくってございます。このときに、住民の意見のあります避難路というのもありますし、今度新たに3月11日の想定であります津波高を想定しましての、より高いところへの避難路の整備につきましても、これにつきましては今度のワークショップにおいて住民の理解を得るところと思います。 ちょっと早くて、全部の質問内容、わからなかったんですけれども、ちょっとお願いできますか。 ◆4番(岡本) 地域の意見……。 ◎総務課長 地域の意見は今のところです。 ◆4番(岡本) 今後の整備についてどのような事業を……。 ◎総務課長 今後の整備については、今答弁させていただいたように、16年に実施したワークショップで策定されました津波、避難計画と、そしてこの夏から実施予定のワークショップによる、それも新たな避難計画というのが策定される予定となっておりますので、それをもとに整備していきたいと考えてございます。 ◆4番(岡本) もう一つ、事業化についての24年か25年か。 ◎総務課長 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。ちょっと、ごちゃごちゃいろいろ言い過ぎたんで。 町長の行政報告の中で、避難道路や避難場所の整備に関しての意見がワークショップの中で要望が出されると思われますので、これについても財源を確保しながら、実施可能な箇所から順次整備をしていきたいと発言されていますが、今回はあれなんですけれども、今後ワークショップを開いてこうしてほしい、ああしてほしいという、次からのその計画立てていく中で、次からの財源はどうされるのか、確保できるのか。それか、また確保できない場合は単費でされるのか。また、それはいつ事業化されてするのかということ。 それと、今回、町長、ずっと回られたわけなんですけれども、ずっとというか、沿岸部回られたわけなんやけれども、今回ワークショップしてないのに事業されるんですよね。そういうとこもあるのに見に行くとこもあるし、なぜ、町長、そんな見に行かれるんですかということ。 それと、確認するんですけれども、25年、6年、7年のうち、いつされるんかということをはっきりと、スケジュールをお願いしたいんですけれども。 あと、最短では、この24年度に実施が可能であると思うんですけれども、ワークショップが8月って言われましたから。8月にされて3回程度ということで、それで11月に計画ということなんですけれども、これ8月なんかに3回程度というのは実際問題としてすることは可能なんか、盆の月でもあるということもあるし、その辺どうなんかと。それで、それが、そこからあれして11月、この時点で取りに行っても、大体、予算が9月、10月まででは閉められると思うんですよね。そんな中で取りに行くということなんですけれども、実際問題それできる話なんかどうか。実現できることを想定されているのか。ただ上辺だけのやりやる、やりやるということなんか。もともと、このワークショップ自体、早急にということだったのに全然されていなくて。そういうことなんで、その辺できるんかどうかということをお答え願えますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 まず、財源についてということでございます。今、この緊急防災・減災事業債という有利な起債なんですけれども、これについて23年度から始まりまして27年度までということで、年度年度ごとの事業量を出しまして、今県のほうに要望を行っているところであります。 そして、24年度の実施、避難路等の実施につきましては、これにつきましては、平成16年度のワークショップにより要望のありました避難路について、まずできるところから早くかかる、着手したいということでありますので、その部分を先行させていただきまして、そして今年度のワークショップで出た避難路につきましては、簡易な整備につきましては県単のパワーアップ事業が使えると思います。そして、また少し規模が大きいものにつきましては、同じく緊急防災・減災事業債を25年度も要望として上げてございます。 そして、2年で到底避難路すべて整備できるかということはできないと思いますので、引き続きの27年度までの中に、その避難路整備等についての事業費等も要望を上げてございますし、また今後の国や県の動向を見きわめながら、より有利な財源を活用して実施していきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。先ほど、課長、簡易な避難道とか、そういうものについては県のパワーアップ補助金等でやっていくということで、それで大きなものについては緊急防災・減災事業債、これは先日の総務、5月10日でしたか、三木副課長来られた総務産建委員会の説明の中では、これ24年度で、これ1億7,000万円ですか、ということなんですけれども、これ25年度以降ということの中では、まだ確保もされていないんかなと思うんで、その辺と。 町長がその選挙公約の中ででも、庁舎凍結してまで、避難道、それが最優先ということでやって来られた中で、こんな規模で、それ庁舎凍結したときのあれというのは、よくご存じだと思うんですけれども、プロジェクトチーム、リーダー何か総務課長もされていたと思うんで、その財源とかも。それを凍結してまでこの避難道をやりたいということの中で、ことし取られているこの予算というのはこんなもんで、次年度に対するあれも全然確保もできていないし、緊急防災・減災事業債は、23、4、5、6、7、玉置議員もきのうか言われていたと思うんですけれども、全国で7,700億円。それで、この24年、25年で7,000億円が消化されているということなんで、あと残り700億円という中で、これ総務のこの間の委員会の中でも、24年、25年についてはトータル合わせて3億円ですか、しか出ていないわけですよね。そんな中で、ほんまにこれ町長が凍結してまでやりたいということの中で、本当にやる気あるんですか。 それと、さっきも言いましたように、8月にワークショップを開いて11月に何かだったら来年度のが絶対、三木副課長も財政のほうでは長らくおられたと思うんですけれども、不可能な話じゃないんかなって。その辺については、どうなんでしょうか。何かもっとこう一番目玉になるあれやし、新聞では何か防災に何かということなんですけれども、先日、三木課長の話の中では、これ言うてた説明とは違うんですけれどもね。1億3,000万円、これクラウドシステムか何かの費用だったんですよね。それが、何か防災のほうへ行ってるという感じで、全然、この間、言うていた話とも違うし、その辺おかしな話だとも思うし、その辺何かちゃんと仕事してるんかなって。プロとしての仕事はしやるんかなという感じは持つんですけれども、いかがですか。 ○議長 -総務課長-総務課長 緊急防災・減災事業ですけれども、これについての後ほどの5番目の質問にございますので、そちらで答えさせていただこうと思っておりましたが、23年度におきましては、アンサーバック機能つき防災行政無線ということで繰り越し事業として予算化してございます。そして、24年度、緊急防災・減災については、今これにつきましては国に予算がございまして、これについて要望としましては起債要望3億6,000万円、先ほど三木のほうからありましたけれども、3億6,100万円要望してございます。そして、また25年度におきましても5億円ほど要望してございます。そして、26、27と、それぞれ調査建設費も含めて要望しているところでございます。 以上です。 ○議長 -総務課長-総務課長 それでは、2点目の自主防災組織の取り組みはということでございます。 先ほどの藤薮議員への答弁でも述べさせていただきましたが、町内自主防災組織もことしの5月末ということで、先ほどありましたが、33区で設立していただきました。その中にはその区に入っていない地域もございますが、平成24年度から、具体的な活動を展開していく予定にしてございます。また、その地域の方々につきましても指導等していきたいと考えております。 そして、さきの新体制での自主防災連絡協議会役員会で、平成22年度の事業計画案ですけれども、決定していただいております。そして、6月に、連絡協議会総会にその計画を諮りまして具体的な活動を実施していきたいと考えてございます。そして、今考えている計画でございますけれども、沿岸地域につきましては、先ほども申し上げております津波避難ワークショップを開催いたしまして避難計画を策定し、それに基づき避難訓練を実施していく計画としてございます。 それから、中山間、山間地域の自主防災会は、それぞれ自主防災ごとに、やはりその地域性であったりとか自主防災の組織の大きさであったりとかいうことで、自主防災ごとにそれぞれ取り組み方が違うと思いますけれども、それぞれ地域の危険箇所を確認及び対策等を検討、実施していただきたいように伝えたいと考えてございます。 また、すべての自主防災会につきましては、防災行政無線ですけれども、23年度でデジタル化が完了してございます。それで、アンサーバック機能つきの双方向の通信ができる子局ですけれども、これにつきましては31局設置してございます。これは、孤立化が考えられるようなところについて設置してございます。それでの通信訓練を随時実施していただき、また要援護者名簿の更新など実施予定にも考えてございます。そしてから、また連絡協議会では防災講演会なども実施する予定としてございます。そして、また25年、次年度になりますと、今年度と違ったそれぞれの自主防災会の活動についても実施、検討していくように考えてございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。この自主防災の総会についてということで、役員会ですね。5月の29日にやっと役員会をしたとのことですが、これ少なくとも自主防災連絡協議会の総会は4月に開催していなくては、私は、だめだと思うんですよ。これ、どうしてしていないのか。町長が、3月議会では早急にと言っていたわけで、早急のその意味はどういうことなのか。これ、早急と言えるんかということ。そもそも、その後のこういう防災に対する意識が低いんじゃないんかと。 それと、町長の報告では、平成24年度の計画案を決定していただいたとありますが、当初の予算はあるがその活動の予算が出ていません。6月中に開催予定の自主防災連絡協議会総会に諮り事業を実施していきたいと考えておりますと言われていますが、どうやって活動するんかなと。こういうところにも、やる気というんか、全然遅いわ、予算もないわということで、新規事業についても何もないんじゃない、これだったらということを思うわけなんですけれども。 それと、非常食のことなんですけれどもね。今回、先ほどからの質問の中にもあったかと思うんですけれども、今回、予算もついてないし一体どういうことなんかということで。個々の住民の言うとおりに、自主防災連絡協議会に地域の意見を聞いてもらってやりますよということなんやけれども、そんなこと言うてたら、1軒に1つや、1人に1つずつや、いや、もう自分で持ってるさか要らんよ、お金で欲しいよって言われたらそのとおりにするんか。住民目線、住民目線って、町長、よく言われるんで、そういうことを言うてたらそういうことになっていくん違うんかなと。これ、本来は行政の役目というのは、9,000人の3日分の食料を役場が責任を持って用意しますと言わなければならない。これを前面に打ち出して、住民の皆さんに選択肢を与えてあげることが、まず一番大事なことだと思うわけです。 そうじゃないと、その住民が欲しいんやと、先ほど言ったように、1軒に1つ、それで個々に欲しいんやと。めいめい、そんな欲しい人と別にええよという人が、そういう意見だけが役場がしなければならないことかというふうになってしまう。そうと違って、役場としては、しなければならないことは別にあるんだと、そういう意思表示をしてあげる、それが非常持ち出し袋であったり備蓄倉庫だったりするわけで、自主防へ意見聞いてどうよ、そんなもん、まともなもの、まとまるはずはないと思います。 自主防へ押しつけて無責任きわまりない。これ、町長が、昨年の12月議会で、1軒に1つでええんやって、これ否決されて、してんさか、自分で3月議会は、まあ、急だったんで間に合わんでも、この6月議会にどんと。一番、防災のかなめになる食料やし、どんと。わいは、そのために否決、その当時議員だったんで自分ではできんことを、わいは町長になってやるんやって、なってんさか、6月議会にどんと1軒に1つなりやで、提案するのが当然やと思う。それを、いつまでたったってその自主防災へ押しつけて自主防災で決めてくれって。そんな丸投げするようなあれでは、リーダーシップというんか、先ほども冒頭申し上げたように、その辺全然感じられない。 先ほど、町長も、だれかの一般質問の答弁の中で、まさか町長の発言かなと思ったのは、備蓄倉庫建つ中で個人の倉庫の片隅にでも置いたらいいって、さっき発言されましたよね、午前中。こんなもん、町長の、管理どうするの、盗まれたらどうするんですか。そんなん、とても、さっきも言いました。何せ、早くしないとだめなわけです、こういうことというのはね、一日も早く。 それと、ワークショップは言うたな。 ○議長 岡本委員。もうちょっと質問の内容を集約して、執行部の答弁答えやすいようにお願いします。 ◆4番(岡本) はい。緊急防災対策は重要課題であることは町民も十分承知していますが、すべての事業を一般財源で実施するというようなことでは、もしそういうことをされるというんだったらやで、さっきの確保できない場合に。そういうことはないんでしょうね。 それと、一部、さっき課長も言われたように区、48の団体、33区と48の団体ということなんやけれども、宇杉ヶ丘やとかマリンパーク、そんなとこもあるわけで、そういうところも、これさっき、当初の説明の中では全部あれしたんで、これでいいよというような言い方だったわけで、そういうところの住民の方もいる、それも住民や。区だけが住民じゃないと、そういうことも認識していただいて、そういうことです。よろしくお願いします。 ○議長 次で……。 ◆4番(岡本) その、あれ答えていただけますか。 ○議長 今の質問に対して、答弁。 -総務課長-総務課長 まず、自主防災組織連絡協議会役員会が遅いんじゃないかというご質問でございますけれども、これにつきましても、新しい、ほとんどの方が、自主防災組織の長になられている方がほとんど区長さん方が多いということもございました。そして、新旧交代が多くございました。そういうこともありまして、調整、役員さんになっていただく方、役員の会長さん、また副会長さんとかの調整等に多少時間を費やしたということでございまして、遅くなったことは、本当に、もっと早急にしなければならないことだったということで、それは反省してございます。今後は、早急な開催に向けて取り組んでいきたいと考えてございます。 それから、自主防災会への予算ということなんですけれども、これにつきましては、当初ですか、各自主防災会に対しての支援費ということで当初予算させていただいております。また、自主防災連絡協議会につきましては、今回初めてということでありましたので、このワークショップに係る費用、そして防災講演会に係る費用等について今議会に補正予算計上させていただいております。 以上です。 ◆4番(岡本) 次、お願いします。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 3点目の庁舎移転への取り組み状況と進捗ということについてであります。 これにつきましては、昨日の玉置議員、先ほどの藤薮議員のご質問にもございましたように、去る5月31日、17名の委員をもって印南町役場庁舎建設検討委員会が発足しました。それで、その後、第1回建設検討委員会が開催されたところでございます。今後につきましては、当委員会において庁舎の建設位置、庁舎の規模、施設内容、さらに基本方針等について協議検討を重ねていただき、町民の方々が納得いただけるような庁舎建設を目指してまいりたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。予算の中に、庁舎建設の調査費、こういうものも上がってないですよね。それと、もう一点、副課長にはもう一回確認しておくんですけれども、この庁舎建設に対する予算の申請は確かにされたんですね。 それと、この検討委員の中に、17名ということなんですけれども、この17名の根拠、どういう根拠で指名したのか、17名。ここに、どうして議会からは代表者議員は入っていないのか。 それと、これは3月議会でも申し上げましたし、5月10日の総務の委員会でも三木副課長と役の方にも申し上げたわけなんですけれども、去年までの設計財政計画と、このことについては何一つ漏れずにこういうあれだったということを議員の皆様には説明していただいて、そっからスタートしてくださいよと。何もかも白紙で、こっからやってくださいよということではなしにお願いしてるんで、その辺の説明はきちっとしていただいたのでしょうか。先ほども、冒頭申し上げましたこの議事録の、また、あれを、今、もしあれだったら結構なんですけれども、議事録いただければ、どうせわかることなんですけれども。 何か、すみません、議長。町長としては、方針を示した上で具体的検討項目について議論していただくのが妥当であると考えるが、これすべて、さっきも言うたように丸投げで、庁舎建設検討委員会に丸投げするのか、どのような進め方をするのかということと。 町長にも1点確認したいのは、所信表明で、先ほども申しましたように、検討委員会立ち上げ、第1回の委員会を開催したところ、これ違うな、検討委員会に決定をしてもらうと言うたことの、それが議会のあれがなくてもできるんやなということの、間違いだったんか、それがいいんかということの返事を。さっきの、わかりますか。この委員会で、その内容というのは、この委員会で十分検討を重ねていただきながら、場所、規模等を決定しと言われましたが、この委員会に決定権があるのですかということなんです。これは、条例をつくってもできんわけで、場所の移転は、町長の好きな位置の決定は議決が必要だと自治法に書かれているわけで、この辺、答弁で、所信で言われているんで、決定するということを言われているので、そのことをいいんかどうかということの確認するんですけれども。それと、残りのそのスケジュールをお願いします、残り9回の。 ○議長 総務課副課長。 ◎総務課副課長 それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 まず、第1点目、その庁舎移転の調査費についての予算計上ですが、庁舎の移転先、庁舎の位置とか規模とか、この当建設検討委員会のほうで協議いただくということですんで、予算計上はしておりません。 この庁舎移転に関する予算の申請ということですが、予算の申請といいますか、緊急防災・減災事業債の起債の事業計画というものは県のほうに提出をさせていただいております。その内容につきましては、24年度に避難路整備と橋梁の耐震化等々で、先ほどからも申し上げておりますように、3億6,000万円程度の計画は提出させていただいております。あと、また25年度には庁舎建設の調査費を申請しているところで、26年、27年と、庁舎建設に関しての事業費も事業計画として県のほうに提出をしているところでございます。 17名のこの当委員会、建設検討委員会の17名の根拠ということですが、町内の公共的な団体の代表者ということで、17名を選定させていただいております。その中に議員さんが入っていないということで、この委員会というのは、町長に、その庁舎の建設に関する総合的なことについて調査検討していただいて、町長に提言をしていただくということになりますんで、その後、町長が判断し議会に提出させていただくということで、議員さんはこのメンバーには入っていないというか、選定をしておりません。 庁舎検討委員会のほうに丸投げするのかということでありますが、庁舎のこの検討委員会においては、建設位置とか、先ほどからも申し上げておりますように、総合的なことを町長に提言していただいて、最終的には町長判断ということになりますんで、丸投げとは考えてはおりません。 以上です。 ◆4番(岡本) 町長、さっきのあれ、答えて。 ○議長 -町長- ◎町長 決定でございますけれども、庁舎の検討委員会の中で決定していただいたことを私に提言していただくという、そういう決定でございます。 ○議長 次、お願いします。 -建設課長- ◎建設課長 (4)の国の想定見直しによる防波堤の整備について、私のほうから答弁させていただきます。 この整備につきましては、さきの3月定例会でもお答えさせていただいていますが、国の中央防災会議の進捗、あるいは県がリーダーシップをとって全国初の連絡協議会であるとか、あるいはそういった内閣府の発表内容に対しての今年度内に防災対策等を積み上げるというふうなことでございます。 具体的に、防波堤を今よりも数メートル高くするとか、あるいは地震プラス津波の波圧的な部分も考慮して計画的に進めるとか、そういった具体的な内容についてはまだ検討中ということでございますので、そういう国・県の動向を注視しながら、我が町につきましても対応していきたいと、かように考えでございます。 以上でございます。 ○議長 -総務課長-総務課長 それと、同じところに避難タワーについての考え方というのもございますので、私のほうから答弁させていただきます。 避難タワーにつきましては、玉置議員への答弁でも述べさせていただいたところですが、現在建設している浜東地区の避難タワーにつきましては、平成21年度建設でありまして、海抜9.4mの高さにございます。当時でしたら6.4mという津波想定でしたので対応できたところでありますが、ことし3月31日の専門調査会が出した最大規模の津波高になりますと到底対応できないということが考えられます。 そういうことで、かさ上げ等できないんかというふうなところの質問もございましたが、それは強度的にはかさ上げというのは不可能だと考えております。また、今後は、津波による浸水エリアへの避難タワーの建設等につきましては、この想定の高さを考慮しまして、タワーが建った時点で、建って避難するところで想定高以上になるようなところの建設が必要になってくるんじゃないかと考えてございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。その避難タワーなんですけれども、これ別の場所で用地買収してでもやろうかというようなことは、考えはないんですか。 それと、先ほども申しましたように、緊急防災・減災対策債のこの予算というものの残り700億円、これほんまに要望はしたと言うけれども、これ取れるんですかというあれは、もう何度もあれして申しわけないんですけれども、ほんまにその意気込みというか、その辺も詳しくお願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 1点目の高い場所にでも用地を確保してタワーを建てるべきじゃないかということでございます。 これにつきましても、今年度ワークショップを実施してまいりますので、適地があれば、そういうことも検討していきたいと考えております。 それから、緊急防災・減災事業でございますけれども、これにつきましては財源がもう少ないんではないかということでございます。これにつきましても、東南海・南海地震に対応したことで国のほうでもいろいろな予算枠の確保ということで、いろいろ検討されているみたいですので、国の状況、また県の状況等を十分見ながら対応、より有利な財源を持って建設できるように対応していきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。要望していくのはあれなんですけれども、もし万が一、国のことは確実に取れるということでもないし、絶対つかないということも想定されると思うんですけれどもね。そのときには、公共施策、基金、あるのはあるんですけれども、その財源確保というのは、それを使ってするのか。その辺について説明をお願いします。 3月でも申し上げましたように、前の計画ではついていたんですよって。23年、国の3号補正で緊急防災・減災対策債はついていたんですよって。だから、それ以上のことをやってくださいよ。取れなんださかてうことで、いやいや、もうお金、基金あるさかい基金使ってやったらいいんやということではなしに、そういうことではなしに、それ以上のものをやっていただきたい。そやないと、さっきも申し上げましたように、住民の皆さん、やっぱり理解というのは得られないと思う。その辺よろしくお願いします。 ○議長 -総務課長-総務課長 財源ということは、必ずしも確保できるということは限らないということでございます。それで、公共施設等整備基金というのも活用させていただくことになるかと思いますけれども、庁舎移転となりますと、今後50年、60年というふうな使用ということになります。そうなりますと、他の起債等も活用して後年にも、同じく、等しく負担していただくというふうな考えも持てるのではないかというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 -総務課長-総務課長 続きまして、国の緊急防災・減災事業の予算の状況と今後の印南町の防災対策への活用見込みと、印南町の事業計画はどのようなものを考えているかということですけれども、先ほど来から、もうこの再質問の中にも出てきましたが、もう一度答弁させていただきます。 平成23年度の緊急防災事業に係る起債に係る同意予定額は3,298億6,400万円となっておりまして、本年度、23年度繰り越し事業として建設予定のアンサーバック機能つきデジタル防災行政無線子局7局の新設がございます。これは、一部国費、そして補助裏・補助残ともに緊急防災・減災事業債を、起債を活用してございます。そして、平成24年度の緊急防災・減災事業につきましては6,300億円が予定をされてございます。それを活用し、避難路、橋梁の耐震化について3億6,100万円を予定してございます。 そして、平成25年度の緊急防災・減災事業の予算枠は未定でありますが、避難路、避難施設への発電機の設置、橋梁の耐震化、役場庁舎設計で5億円程度を予定してございます。 また、平成26年度には避難道路及び庁舎建設費として17億円を、平成27年度に避難路庁舎周辺整備、庁舎解体撤去飲料水兼用耐震性防火水槽として4億7,000万円を要望しているところでございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。あけぼのについて、建設課と住民福祉課と地元との協議はされてないことは、委員会において、三木副課長、説明されていたわけなんですけれども、きょうは協議したと言っていたが、これどっちが本当なのかなって、あけぼののその建設。三木さん、委員会で協議したと言いましたよね、委員会5月10日の。ちょっと、これで……。 ○議長 ちょっと、暫時休憩します。5分ほど休憩します。 △休憩 14時00分 △再開 14時08分 ○議長 ただいま28分です。休憩前に引き続き会議を続けます。 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。県庁舎の非常時の代替施設について、総務産建委員会では代替施設の必要については説明を受けたところでありますが、具体的に決定した場所についての説明はありませんでした。県庁舎機能の緊急防災対応については、3月議会に早急に結論を出していきたいと答弁されましたが、現時点での具体的な方針と取り組みについてお答えください。 ○議長 -総務課長-総務課長 今のご質問でございますけれども、これにつきましては決定したということで、説明がないということでございます。これにつきましては、建設課で今進めてございます上道住宅の改修、住宅の建てかえ計画に係りまして、それの協議の中で、あけぼのを緊急時の、本庁舎が使えない場合の防災対策本部として利活用していくというふうな協議もしてございますし、また防災的であったり集会所的なところも計画されているということでありますので、1カ所での新しい庁舎ができた場合であっても、2カ所に防災拠点というのがあるというのは望ましいことでありますので、それも含めて計画の中で協議してございます。 それから、去年の役場職員によります図上訓練におきましても、先ほども質問に答弁させていただいたんですけれども、その場で津波で庁舎が機能を果たさないということで、あけぼの保育園を災害対策本部と想定しての訓練も実施しております。これは、前町長も参加されまして一緒に訓練をしたところでございます。そして、住民についても、今後、これはワークショップ等においてそういうことを伝えていきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。このあけぼのについては、建設課、住民福祉課、地元等との協議はされていないこと、先般の5月10日の総務の委員会において三木副課長がそういうふうに説明されたわけなんですけれども、今は協議したということなんですけれども、これどっちが本当なんでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 申しわけございません。三木副課長の場合、そのところの協議、私、建設課長との協議の場でありまして、これにつきましては、5月の総務産建委員会ですか、そこでの説明のどちらか前後、どちらかだったかは覚えてないんですけれども、そういう場での協議でしたので、三木副課長の耳に入っていなかったのではないかというふうにも思われます。協議は、してございます。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。こういう大事なことですんで、たしかその委員会でもそのことはちょっと話にはなったかと思うんですけれども、大事なことでございますんで、やっぱり先ほどから言うているように、長くなるかわからはへんですけれども、何もかも遅いというのは、やっぱり庁内のこの統率というんか、いろいろ横の連絡なりあれがとれてないんじゃないか。同じ総務課の中でもそういうことが、課長、副課長の中でその問題が共有されてないんじゃないかと。こういう大事なことを委員会の中で言うてしまう、時差があるんかもわからんけども、明言してるわけなんで、その辺について、今後、気をつけって言うたらいいんか、どのように感じられますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 今後、そのようなことのないように、横の連絡等もしっかりとって対応していきたいと考えております。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 -建設課長- ◎建設課長 1.防災危機管理についての(6)印南川流域の浸水調査の内容と結果を踏まえての防災対策についてというご質問に対しまして、お答え申し上げます。 さきの定例会、3月議会のほうでもご説明させていただいているとおり、具体的な対策につきましては、より詳細な調査をした上で検討していきたいということで、今議会に調査費の補正計上をさせていただいてございます。 現状ですけれども、自然流下での対応については限界であるというふうに考えておりまして、排水対策を講じる必要があると認識してございます。それで、ご質問の中にもありますように、実施可能な対策、どんなものがあるんかというご質問でございますけれども、例えば固定の排水施設の設置、あわせて可能な限りの水路改修といったものが考えられるということでございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。さきの3月議会において、町長は、原因を究明しできる限りの対策を講じていきたい、具体的には排水対策を一日でも早く着手したいと答弁されているんです。この考えに、町長、考えは変わりございませんか。排水対策をするんですよね。結果次第では、やめることもあり得るということなんですか。 前回、21年度にも県の予算で、200万円のやつですか、私も3月議会でもお聞きしたんですけれども、200万円の調査費を使って調査をしていますよね。その話もしたわけで、流下能力がないんだと、川のほうが高いんだということで、せやさか排水対策しかないんやということを町長も明言されたんですけれども、これ結果次第では、どんなことあってもやるんですよね、どうなんですか。その辺について、町長、お答え願えますか。 ○議長 -町長- ◎町長 地方(あげ)地区の浸水につきましては、もう長年の念願であると思います。そういったことで、何とか対策ということを常日ごろ考えておるところでございます。その中で、200万円で県のほうで調査されたということは承知しております。排水しなければできないということは、そのとおりであると思います。 しかし、専門の業者で、測量であるといいますか、どういった事業でありますとか、そういったベストな状況の対策は専門のほうで考えていただいて、それをもとに進めていかなければいけない、その調査費でございます。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 補足ということで、私のほうからご答弁させていただきます。 排水対策ということで、先ほども申し上げましたように、内水の原因につきましてはこれまでもご答弁させていただいていますが、いわゆる印南川の水位が水路、排水のですね、水路の高さを上回るということで内水が発生しているということでございます。印南川につきましては、10年確率の整備ということで、基本的には、10年以上、10年に1回の雨以上が降れば、物理的に排水というのは機能低下に陥るということでございます。 ただ、排水対策の一環で、町としては内水の原因を究明し、わかりやすく言えば強制的に内水の水を印南川に排出する、そういった施設設置というのを具体的に考えられたらなというふうに思っておりますし、特に排水の問題でありますと、印南川の土砂の堆積、昨年9月の12号台風によりまして非常に蛇行しているところ土砂が堆積してございます。これは、漁港内のほうにも土が盛っていると、こういったところにつきましても、川の水が正常に流下させる阻害している要因でもございまして、これにつきましては管理者であります県当局に要望を出しているところでございます。 したがいまして、より緻密な調査をし、あるいは住民さんへの説明も含めて、ハード、ソフトの取り組みが必要であるというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。最後に、町長、これお聞きしますけれども、先ほども申しましたように、調査のいかんによってするんかされないんか。何があってもやり切るんか、その辺について一言お願いします。 ○議長 -町長- ◎町長 調査していただいた状況を見て判断いたします。 ○議長 次、お願いします。 -税務課長- ◎税務課長 私のほうから、債権の管理についての1点目について、お答えさせていただきます。 平成20年度決算見込みでの町税の歳入未済額について照会させていただきますと、約6,500万円となっており、ここ数年、約500万円程度の増加傾向となっております。このことから、当町の行財政運営において重要な課題となっております。この原因といたしましては、過年度分の収納額より現年分の収入未済額のほうが多くなっているためでございます。 そのために、徴収率を向上させるためには現年分の徴収率の向上を図り翌年度への滞納繰越額を減少させることが有効であると考えて、平成23年度では特別徴収事業所の拡大を図りまして、1,400人、290人を増加させたところでございます。 また、新たな納付方法の導入として、コンビニ収納に取り組んでいるところでございます。また、これにあわせて、滞納繰越分の徴収率を向上させることも必要であると考えております。滞納整備における専門的な知識やノウハウを蓄積している徴収事務経験者を育成し、重点的に配置する目的で、本年度1名の職員を地方税回収機構に派遣してございます。23年度では、課員で臨戸徴収や電話催促等を実施し、徴収率の向上に取り組んでまいりましたが、今後はさらなる県地方税回収機構との連携強化を図り、収納率の向上に取り組んでまいりたいと、このように考えてございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。行財政改革を推進する上で、合理的な債権の管理回収は重要な要件の一つだと考えます。印南町では、昨年、債権管理委員会を設置し、住民の公平な負担による収入の確保に努められているものと思いますが、平成23年度の年度末出納閉鎖に当たり、町税等の未収金の回収保全または不納欠損等権利の放棄について組織的対応を図りましたか。具体的な委員会での取り組み状況はどのようなものか。 それと、この×××××の調査権についての詳細は把握されていますか。具体的には、どれぐらいあるのかということ。これも、その債権管理委員会で協議しましたか。債権の保全回収について、今後どのようにされるのか、ご説明願いたいと思います。それだけ、一応。 ○議長 -総務課長-総務課長 印南町債権管理委員会の事務局が総務課ということになってございます。平成22年度決算において、未収金が1億3,392万1,000円に上がっていることから債権の適正な管理は行財政運営において重要な課題となっており、全町を挙げてこれに取り組む必要があり、平成23年12月に債権管理委員会の設置要綱を定めて、第1回債権管理委員会を開催したところでございます。 今後は、債権管理に関する体制の整備、債権管理に関する事務の処理の基準等についての基本的な事項を調査、検討しながら、適正な債権管理を行っていきたいと考えてございます。そして、もう一つでありますけれども、・・・場の関係についての委員会は、まだ開いておりません。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。こんな、・・・場の、まだ委員会を開いていないという、このようなときにこそ委員会をもって対策方針を決定する必要があると考えるわけなんですけれども、このことについて町長の見解を、まず1点目、伺います。 それと、再生手続の動向をどのように想定していますか。全く予想がつかないことはないと思うわけで、最悪の結末も考えられるわけですが、今後、手続の結果を想定し、対策を講じる準備を進めることが大切だと考えますが、いかがですか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 税についてのご質問でございますので、私のほうからお答えさせていただきます。
    ◆4番(岡本) 後で、町長、そんなら。 ◎税務課長 次、あの。まず、個別のことについて。 まず、民事再生法を開始された場合についても、税については弁済保全の対象とはならないので、債権管理委員会で開くということは、私から提案はしませんでした。関係のある総務課と、債権があるだろうと思われる総務課と産業課、それから生活環境課、そして私、4人でこういう再生手続の開始が申し立てられましたということは報告してございます。 ただ、水道光熱費とかインフラ整備、職員の給与、税については保全対象の対象にはならないと。それで、現在についても、だから再生計画が認可される以前においても、あしたまた弁護士さんと会ってお話をする予定でございます。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 ◆4番(岡本) 町長、ちょっと。 ○議長 あっ、町長な。 -町長- ◎町長 町の債権管理に関する事務の一層の適正化を図り、住民の公平な負担による収入を確保するため印南町債権管理委員会を進めていく。住民に公平な負担を強いるように進めていく、そういうことでございます。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。その答弁というか、これ最初ちょっと長過ぎたんで、いろいろ言うたんでちょっと聞けてなかったんで、確認というか。このことも、町長、お話、3年後の2015年和歌山国体の×××××が会場になっているということで、当町は3カ所の・・・場があり、・・・の町としてもやっています。ここの国体会場ともなると、今後のことを考えても、無事成功させるために短期で経営に行き詰まったり、どこかに転売されることがないか不安なわけで、町区の不利益にならないように・・・場経営ノウハウを持ち合わせた実績のある企業で、地元山口区も認めた企業を強く望むわけですが、町からも、あわせて強く要望していただきたいと思いますが、先般、町長にもご署名いただき協力のあれもいただいたんですけれども、この場で町長からも力強い応援の言葉をいただければありがたいかなと思うんですが、よろしくお願いします。 ○議長 -町長- ◎町長 印南町に、やはり3つの・・・場があるということは大変印南町にとっても有利なことであります。岡本議員考えている思いと全く一緒のことであります。 以上です。 ◆4番(岡本) 次、お願いします。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 2点目の×××××経営の民事再生手続についての対応ということでございます。 まず、ご存じのように、×××××については、平成24年5月21日に民事再生手続開始の申請を行いました。同日、弁済禁止の保全決定を受けてございます。その後、5月29日に債権者説明会を開催し、5月31日付で再生手続の開始決定がなされてございます。再生債権の届け出期間が7月20日までとなっておりますので、当町における債権についても、この期日までに届け出る予定でございます。 再生計画の今後のスケジュールでございますが、まず会社が裁判所に財産評定書、報告書及び債権認否書を提出、その後、再生債権の調査というのが10月3日から10月16日までに行われる予定でございます。それから、会社が裁判所に再生計画案を提出、この提出期限が11月28日となってございます。再弁者が、債権者に、再生計画案、監督委員の意見書等を郵送し、債権者集会で再生計画案を決議するということになります。決議の結果、不認可事由がなければ裁判所が再生計画認可を決定し、再生計画に従って債務を弁済するという流れになっていくと考えてございます。 当町といたしましても、支援企業が決まって再生計画が認可決定され、新たな一歩を踏み出してくれるということを切望するものでございます。 以上です。 ◆4番(岡本) はい、結構です。 ○議長 次、大きな3点目。 -総務課長-総務課長 続きまして、大きい3点目の各種団体の補助金交付についてということでございます。 平成24年度各種団体補助金の予算の措置状況等についてということでございます。平成24年度の各種団体への補助につきましては、37団体で総額3,791万4,000円となっております。平成24年度が見直しの年となっていましたので、当初予算の査定時に慎重に協議してございます。減額している団体、同額の団体、また増額している団体等がございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。印南町の各種団体補助金は、補助金交付規則、補助金交付基準規定、補助金交付要綱に基づいて補助されているものですね。これ、総務課長、例外はないわけですかね、その辺お答え願えますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 例外ということですけれども、すべて把握していないんですけれども、例外はないものと考えております。当初予算査定時において適切に判断して、24年度の交付予算となってございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 確認なんです。もし、例外ないと多分思うんですけれども、あった場合は正していただけるということで、確認しておきます。 以上です。 ◎総務課長 いいですか。 ◆4番(岡本) ああ、答えてもうたら、もう……。 ○議長 -総務課長-総務課長 例外がないかどうか確認いたしまして、そういうところに、そういう団体があれば適切な処置をしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長 次、お願いします。大きな4点目。 -総務課長-総務課長 続きまして人事管理についてでございます。 まず、1点目の本年度の職員採用計画の詳細等について説明願いますということでございます。 本年度も、第4次定員適正化計画に基づきまして、昨年と同様に4名程度の採用を考えていますが、7月2日の職員採用試験実施要綱の告示公表を行う予定としてございます。それにつきまして、その要綱の詳細について、今最終協議、検討、調整しているところでございまして、まだ決定してございませんので、今答弁するところにございません。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。ちょっと、総務課長、遅いんじゃないですか。策定されてないって、間に合うんだろうけれども。この時期、普通遅過ぎるという、7月2日では遅過ぎるんだろうなと。 それと、ここで確認もするわけなんですけれども、昨年ともし違った点が、まだ要綱ができてないということなんですけど、その辺。聞きたいのは、違った点はあるかということ。もし、それ改正した場合、理由根拠は何なということ。これについては、変わっていったらその定員適正化計画を改正されるんかどうかということ。その辺なんですけれども、もしあれだったら答えていただけますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 ほぼ、大体検討しているところでございますけれども、まだ町長への決裁等もとっておりませんので、公表のところにはないんですけれども。考えられるのが、年齢層等についてどうかなということで、今協議しているところでございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。今、年齢等というのは、何かそれ根拠あるんですか。年齢等を変えようかなと思っているって、決定じゃないんでしょうけれども、根拠。 ○議長 -総務課長-総務課長 ここ2年ですか、3年ですか、35歳までという年齢層の範囲を設けていたわけなんですけれども、町全体の年齢の推移を見てみますと、二十代という年齢層が少ないということもございます。そういうこともございまして、少し下げてみるということについても検討してみようじゃないかということで、今最終調整に入っているところでございます。 以上です。 ◆4番(岡本) はい、結構です。 ○議長 次、お願いします。 -総務課長-総務課長 2点目の行財政改革大綱、定員適正化計画と職員採用計画についてについてでございます。 これにつきましては、新印南町行財政改革大綱及び第4次印南町定員適正化計画につきましては、いずれも平成22年3月に策定されてございます。その中で、平成32年4月1日に80人体制を視野に入れた定員管理を行うことと定めています。しかし、職員の減による住民サービスの低下を防ぐため、採用についても毎年5名程度採用を行うと定めてございます。 平成23年度は6名の採用、9名の退職、平成24年は4名の採用で3名の退職となっており、平成24年4月1日現在で91名の職員数となってございます。今後、定年による減に対し、毎年3名から4名の採用で、目標年であります32年4月1日には80名の職員数となる計画でございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。ざっと聞いたんで、資料、あれだったんですけれども。まあ、この変更はなしにやっていくということでよろしいんでしょうか。現在のこの計画を、計画どおりに32年までですか、やっていくということでよろしいですね。 給食調理業務の民間委託の見直し等というのは、これ定員適正化やらないという、民間委託をやらないということの中で、計画ではこれ25年から委託を実施する予定だったわけなんですが、それも、ほならやるということ。25年度から委託実施する、計画どおりいくということは、そのように民間委託ということなんか。それとも、その分、人数合わなくなりはしないんですか。 ○議長 -総務課長-総務課長 今現在、給食調理員としまして臨時的任用職員の方が7名ですか、今、給食担当していただいております。その7名の職員さんを含めてもこの年度には80名、今現在91名ということでありまして、第4次の適正化計画の最初の目標年が27年になってございます。その27年の職員数が100名という目標値になってございます。それが、今現在91名の職員数でありますので、減になり過ぎないようなところも配慮しまして、その年その年の退職者数を考慮しながら、職員採用数を決定していきたいと考えております。 以上です。 ○議長 よろしいですか。次、お願いします。 ◆4番(岡本) いいです。 ○議長 次、お願いします。 -町長- ◎町長 人事管理についてということで、事実関係調査委員会の意見に対しまして、引用した職員に人事上の措置をということでございます。 事実関係調査委員会からいただきましたご意見は真摯に受けとめさせていただいております。人事のことでありますけれども、につきましては人事担当課長、秘書政策室長と協議をいたしました。人事上の措置は考えておりません。 以上です。 ◆4番(岡本) はい、結構です。 ○議長 次、お願いします。大きな6点目です。 6点目やろ。 5点目か、あっ、5点目やな。 ◆4番(岡本) 国保、5番目。 ○議長 国保やな。 ◆4番(岡本) はい。 ○議長 -町長- ◎町長 国保会計の健全化ということで、税率の改正についての基本的な考え方はどうするんだということでございます。 さきの行政報告でも申し上げましたが、慢性的な財源不足であることは認識しているところでございます。平成20年から平成22年度の実績では、各年度の実績収支は赤字で、年に約300万円の財源不足が生じております。これまで、繰越金の財源を財政運営によりまして、繰越金の財源により財源運営を図ってきておりましたが、平成23年度におきましては、ご承知のように、この繰り越し財源がなくなったことに加えて、保険給付費で約1億円増加いたしました。多額の基金の取り崩しにより対応してきたことは、既にご承知のことであると思います。 現在ふえ続けております医療費と相まって、加入者であります皆さんの所得の伸びが大変鈍っておることが、税収が減っているということにつながっており、切迫した財政事情を生み出しているところでございます。 また、独立採算の運営を原則とする特別会計であることを踏まえたときに、今後安定的な財政運営を図るためには自主財源のさらなる確保が必要であると判断いたしました。抜本的な税率改正に向け、関係各課へ速やかに協議するよう指示したところでございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。そういうことでしたら、具体的には、これどのような改正を予定しているのかということと、増収についてはどの程度を見込めるのか、ご答弁願えますか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 私のほうからは、若干細かい点をご説明させていただきたいと思います。 先ほど、町長の答弁にございました平成20年から22年度までの、いわゆる実質収支の赤字のことなんですけれども、ちょっと訂正させていただきますが、年に約3,000万円の財源不足が生じてございます。それから、今現在、昨年度来伸び続けている医療費に対しまして、1年間で約7,200万円の基金を取り崩しいたしました。22年度末では1億1,300万円余りあった基金が、現在、差し引いて約4,000万円にしか残っていないという状況でございます。 今年度、補正でも、ある程度1,900万円の基金積み立てはするものの、9月の実績精算もございますので、実質的には今後基金運用といたしましては4,000万円ぐらいしか残らないという状況でございます。つきましては、今度この財源赤字を確保するためには、最低でもこの3,000万円のラインについては税収としては確保していかなければならないというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。そのようなことであるということなんですけれども、国保のこの税率改正の時期は、そういうことでは、町長、来年からということで認識してよろしいんでしょうか。 ○議長 -町長- ◎町長 医療費は増額しているということは、先ほどからも申し上げたとおりでございます。そういったことで、やはり早急に手を打たなければパンクしてしまうということでございます。8月にも税金のほうで値上げもございますし、大変心苦しいところではございますけれども、ご理解いただきまして、来年に向けてやはり税収をアップさせる、税額を、負担を多くしてもらうということは避けて通れない、そういうふうに考えております。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本。確認ですけれども、町長、来年からということ、25年度からということで認識していいですか。 ○議長 -町長- ◎町長 はい、そういうことになると思います。 ◆4番(岡本) はい、ありがとうございます。 ○議長 次、お願いします。 -町長- ◎町長 現在、副町長は不在でございます。町長は副町長を置くことについてどのような方針をお持ちなのかというご質問でございます。 副町長は置くべきであると思っております。しかし、議会の同意もいただかなければなりませんし、人事案件でもございます。慎重に取り組んでいきたいと、そういうふうに考えております。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。町長は、置くということなんです。もう、これ3月は就任されてすぐだったということで、6月議会ということで、人事案件であるということで議会の同意ということ。これ、いつ、さあ、置かれるんか、今度9月に上げられるんかどうかということで。それか、だれか意中の人おられて、就任依頼をされているということなのか。 住民の皆さんも、このことについては、教育長やとか、副町長どうなんやって、皆大分聞かれてると思うんですけれども。もう、3月は、さっきも言いましたように3月はしょうがなかったとしても6月には出されないとということなんで。これ、ずっとこのままで空白で、置くんやけども、いつ出されるんか、その辺はっきりと明言。置かないんだったら置かないで、いや、置くって言うたんであれなんですけれども、置かない場合だって、これ条例、地方自治法の161条の1項に、これ置かない場合は、そういうことも置かない条例というのも規定されているんで。その辺、今度9月議会には出されるのか、意中の人いてて出されるんか。それか、頼んだけれども、だれも受けてくれないのか、その辺についてはどうなんでしょうか。 ○議長 -町長- ◎町長 先ほども申し上げましたように、副町長は置くべきである、置かなければいけないというふうに考えております。 ただ、その時期でございますけれども、同じ答弁となりますけども、慎重に取り組んで決定していきたい。9月に決定する、そういう具体的なことはまだ考えておりません。慎重に考えていきたい、そういうことでございます。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。町長、しつこいんですけれども、こんな状況で3月議会、この6月議会、こんな状況で、一人で大丈夫なんですか。 副町長を置かれるんだったら早急にね、「9月議会にわいは連れてくるよっ。」て、明言してリーダーシップを、やっぱりここで皆にアピールせんと。「いやいや、わからんね。人事案件やし、皆に賛成得られるんかどうか。」ってそんな心配してたらいかんわけでね。やるんやて言うたらやるで、「9月には連れてくるさか。」って言うぐらいここで言わんと、皆ついてこんのやないかと思うんですけれども、いかがですか。 はっきりと、どうするか、いつというのを明言してください。 ○議長 -町長- ◎町長 同じ答弁で申しわけございませんけれども、議会のご同意もいただかなければなりませんので、慎重に取り組んでいきたい、そういうふうに考えております。 ○議長 次、お願いします。大きな7点目。ちょっと、お待ちください。 暫時休憩します。 ただいま2時55分。5分間、3時まで休憩します。 △休憩 14時55分 △再開 15時00分 ○議長 -町長- ◎町長 改めて所信表明を聞いていうことでございます。 私も、就任させていただきまして現在4カ月足らずでございます。与えられた任期中の成果を、今の時点で表現することは大変困難であります。所信として申し上げましたのは、私にとりましての目標でありますが、すべてであるとも思っておりません。また、すべて達成できるもんであるとも思っておりません。議員先生を初め、多くの皆様から、ご意見、ご要望、ご提案をお聞かせいただきまして、印南町発展のために誠心誠意努めてまいりたいと、そういうふうに考えております。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。町長にお聞きするんですけれども、現時点で最重要課題を、町長は、何ととらえているかということ。また、それを実現するためのプランを説明願います。もう、決意表明は住民目線や、そういう決意表明はもう結構です。頑張ります、結構です。実現できる考えを示してください。その1点です。 ○議長 -町長- ◎町長 5つの思いでありますし、所信の中にもうたっておることにつきましては粛々と進めてきた、そういうふうに考えております。具体的にどれがどうであるかということをご説明申し上げたらいい……。 ◆4番(岡本) 1個。 ◎町長 ああ、1個でいい。はい、わかりました。 いろいろと申し上げておりますので、あれかなとも思いますけれども。 人事評価制度の内容の見直しという部分につきましてでございますけれども、人事評価制度は、職員の能力アップを図るためのものでありまして、職員のモチベーションを下げるものではない、そういうふうに考えております。職員のモチベーションが上がるような、そういった制度になるように検討していきたいと、そういうふうに考えております。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。町長、これ最後なんですけれども、町長が今おっしゃった今一番最重要課題がその人事評価制度をやり遂げるということなんですね。この4年間で、私が質問したのはそういう意味なんですよ、1個だけあなたが一番最重要課題でこれをやり切るんやて、ちゃんと予定の立つ、実現できる可能性のあることを一つ上げてくださいというだけで。それが、人事評価制度をやり遂げるということで、よろしいですね。 ○議長 -町長- ◎町長 そのことにつきましては、選挙のときからずっと申し上げております、防災に取り組むということで。そういうことは先ほどからもいろいろとご質問、いろいろされました中でございますけども、その中でお諮りいただきたいと、そういうふうに思います。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。もう、これ、町長、最後なんですけれどもね。防災って、こんな大きなこと言わんと、これ一つわいはやるんやって。避難道って、あなた言うてたじゃないですか。「庁舎凍結しても避難道やるんや。」って、「どこどこの避難道、わい、真っ先に、これ4年間で絶対にする。」って、ここで言い切ったらいいじゃないですか。私は、それを問うているんですよ、何をするか。一つだけ実現可能なものを言うてほしいって言うていることであってね、今はだれに聞いたって防災って、皆言うわけですよ。だから、防災の中でも、わいはこれをするんやというのを1点だけ、お願いします。 ○議長 -町長- ◎町長 岡本先生、答え言ってくれましたけれども、防災の中で、避難道整備につきましては早急にかかっていきます。そういうことです。 ○議長 ただいま一般質問の途中ですが、本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本日の会議はこの程度にとどめ延会することに決定いたしました。 本日の会議はこれをもって延会いたします。ご苦労さんです。 △延会 15時06分...